『人間ドックの検診で?全く異常なし?と診断を受け一安心、ところが、半年過ぎ頃よ...
さん『人間ドックの検診で?全く異常なし?と診断を受け一安心、ところが、半年過ぎ頃より体調が優れず、病院で診察を受けたところ、末期癌の宣告を受けた。』という話を聞いたことがあります。
また最近、癌検診をするなら?ペット検診?の方が?人間ドック?よりも遥かに優れていると言う様な話も聞きます。しかし、ある医師に意見を求めたところ?高額のペット検診を受けずとも人間ドックで充分?と言われたのですが、そういうことなら、それこそ『わざわざ高額な?ペット検診?などを設ける必要はないのではないのか?』と思うのですが、皆さんのご意見をお聞き致したい。
さん
確かに人間ドックで十分な可能性は高いです。
現在の受診建前としては「ガンを疑う根拠がある場合の確定診断や転移状況を判断するためにペット検診を受けるということになっています。
これは健康保険の適応範囲を読んでも判ることなのですが???。
結論としては「ガンが疑われていてより精度の高い検診が必要な場合、もしくは(安心代として)全額自費を出してでも精度の高い検査を希望する(お金持ちな)検診受診者」が必要とするということになりますね。
人間ドックの受診病院は命定め(見つけてもらえないとどうしようもない)ですので、評判の良いところを選ばれるほうがいいでしょう。
もちろん、年齢によっては進展が非常に早いガン(肺がん-小細胞ガンなど)がありますので一概には言えないのですが???この辺りにかかるかどうかはある意味「運」ですね。
補足
それとペット検診は薬剤が集中しやすい(排泄器官のため)尿路関係(膀胱、腎臓など)、ブドウ糖消費が普段から激しく集積しやすい脳腫瘍関係などは判断がつかない場合がほとんどです。
ブドウ糖によく似た物質に極微弱な放射線を帯びさせてその集積を検査するというのがペット検診ですので???。
さん
検診は飽く迄も受けた項目の過去の問題だけで,将来を保証するものではありません.
重要な仕事をしているとか,疑いが濃い家系であるとかなら,より密度の濃い検査もありでしょう.
極端な話,検査を終わって帰宅したら亡くなったという人も居るんです.
さん
ペット健診は、ペットの膨大な建設費の赤字を補うために、営業努力で設けられています。
現在のところ、これ以上の意味を見いだすことはできません。
ただ、将来、実は有効だったということになる可能性はあります。その逆に、全く意味がなくて被爆の害だけだった、と言うこともあります。
たとえばレントゲンですが、肺癌の早期発見には無意味ということが分かっています。やっても、やらなくても、肺癌の治療成績に全く影響がないのです。
CT健診も、有効であるかどうか、議論の的になっています。
ペットは、議論の元になるデータすらない状況です。
健診は、何らかの異常を早く見つければ良いという物でもないのです。精密な検査をやればやるほど、がんかどうか分からない小さな異常が見つかります。がんかどうかを確かめる検査は、その異常な組織の一部をとってこなければならず、針を刺したり器具を入れたり、少なからずの合併症があります。
また、早期に見つかると、早期に治療を開始されてしまうので、早期に治療の合併症がでる可能性があります。しかし、進行がゆっくりだったら、べつに放置していても寿命まで生きられたかもしれません。
このようなことがあるので、ただ闇雲に検査をすれば良いという訳ではなく、バランスを考える必要があるのです。ちゃんと効果が認められている健診は数が少なく、胃カメラ、大腸カメラ、マンモグラフィー、慢性肝炎の人の超音波検査など、ごく限られています。
前立腺でよくやるPSAも、近年早期発見の効果があるのか、議論になっているくらいなのです。