子宮筋腫の画像について
さん子宮筋腫の画像について
今回子宮筋腫疑いと診断され、手術することになりました。
もともと、乳がんの再発予防のため治療をうけていたのですが、婦人科にもいってきなさいといわれ、たまたまとった
MRI(造影剤も)に外側に7センチのおおきな筋腫があり、手術でとりましょうということになりました。
子宮の内側にもあるとのことですが、筋腫ならもうすこし白く写るのにそうでないのが気になるとのことです。
とりあえず婦人科の医師の心象としては90%良性 放射線科の医師の診断は子宮筋腫です。
ちなみに私は未婚のため、入り口が狭すぎて、子宮体がんの検査用器具が入らないため細胞診はできません。
MRIの画像が白い、白くないとはどういうことなのでしょうか。
さん
3週間前に子宮筋腫で開腹子宮全摘手術を受けたばかりの者です。
私も未婚で更年期に突入し、これといった症状も無いまま偶然6センチ大の筋腫が子宮の外側に出来ている事が分かりました。
地元で一番大きな病院を紹介されMRIをとったところ、典型的な筋腫の像ではなく、出血?壊死の変性部分があり、悪性(肉腫)の可能性も否定出来ないと言われ、さらに針生検(膣から針を入れて組織の一部を数か所採取する)を受けましたが、悪性所見は出ませんでした。
そのまま3カ月ごとの経過観察で良いでしょうとのことで、1年ほど様子を見ていましたが、7センチ超えと大きくなって来たため、再度MRIを受けたところ、変性部分が拡大していると言われ、筋腫の血流エコーと再度針生検を受けました。
再び悪性所見は出なかったのですが、肉腫はかなり予後が悪いこと、針生検は麻酔無しで行うので気絶寸前の痛みを伴う検査にもかかわらず、組織の一部しか採取出来ないので確定診断にはならないことから、このまま経過観察を続けた場合精神的に参ってしまうと思い、こちらから手術を希望しました。結果は良性でした。
変性した子宮筋腫のMRI画像は、悪性の肉腫との判別は非常に難しいらしく、手術で筋腫そのものを摘出して組織診を行わない限り、100パーセントの確定診断はつかないそうです。
術後の苦痛は個人差は多少あれどほんの一時で、主治医から初めて「安心して良いですよ」との言葉をもらえて、手術を受けて本当に良かったと思っています。
あなたの場合手術されることも決めておられますし、90パーセント良性と言われ放射線科の医師も筋腫の見解を示しているのでしたら、余り心配される事はないと思います。
術後は回復を早めるため、可能な範囲で歩くようにして下さい。
私は仕事へ復帰しなければならないので、一生懸命体を動かしていたら経過が順調で、ベッドの空きが無いということで1日早く退院させられました。
現在は普段と殆ど変わらない生活を送っています。
お大事に。
さん
子宮筋腫のMRI像での所見は造影剤を使用しない場合、黒っぽく写るのが通常です。いろいろな撮り方(T1強調、T2強調などと言います)をしますが、T1でもT2でも低信号(黒っぽく)で描出されるのが子宮筋腫の基本的な所見です。ただしあくまでも『基本的に』です。つまり例外もあります。
さらにMRIで造影剤を使用した場合、T1強調画像にて筋腫は白く染まって描出されます。ここで医師が言う『白い』というのはおそらく造影剤による信号の変化を言っているのだと思われますが、もしかすると非典型的な描出パターンなのかもしれません。
放射線科の医師の診断が子宮筋腫と出ているのならほぼ子宮筋腫と考えて良いような気はしますが、画像を見ていないのでなんとも言えないところですね。