2013年7月4日木曜日

インフルエンザ、ヨーロッパとアメリカ?日本の医者の対応の違いはこういうところ...

インフルエンザ、ヨーロッパとアメリカ?日本の医者の対応の違いはこういうところ...

さん

インフルエンザ、ヨーロッパとアメリカ?日本の医者の対応の違いはこういうところにあった?

母里啓子監修「今年はどうする?インフルエンザ」より

【近藤】さっき、アメリカ型になってきたという話が出ましたが、ヨーロッパ型とはちがいますね。

【浜】かぜは医者にかかるような病気じゃないと、医者のほうも思っていて、「家で治すように」と指導するわけですよね。

【近藤】自由経済主義的な医療でやるか、統制医療的なものであるかの違いが出ているのだと思います。イギリスやオランダなどでは家庭医をもらなきゃならない。家庭医のほうは、自分のところに登録されている人数によって収入が決まる。薬や検査とは関係ないんです。そうすると、患者がきて忙しいといやなわけですから、「かぜだったら家で寝ていなさい」ということになるんですよ。これが自由経済主義のアメリカになるとちがって、薬を使えば使うほど、検査をすればするほど収入が増える。そういう意味では日本も同じです。だから、かぜに抗生物質は効かないとわかっているのに、抗生物質を出す。医者のあいだでさかんにいわれているのは、薬を出せば診察は3分ですむけど、出さない理由を説明したら30分かかってしまう。そうやって説得したあげくが一銭もとれない。3分診療で薬を出せばくる私大がとれる。じゃあ、どっちにするかといえば、答えは明らかでしょう。

【浜】それにいまのアメリカでは、長期的なことに置いておいて、目先の効果だけを考えるようになってきた。とりあえず「効く」というエンビデンスがあれば新薬やワクチンが承認されるシステムになってます。たとえば抗がん剤でも、延命効果を見ないといけないといっていたのが、縮小効果だけを見て市場に出してしまうでしょう。規制はどんどん緩和されている方向ですよね。そういう全体の動きがあるから、たとえワクチンや薬に対して疑問を抱いても、学者は批判的なことをいったり行動にしたりできない。ある意味では、日本よりずっと発言しにくい厳しい状況ですね。医者が学者と企業と組んで、薬を使わせる体制ができあがっています。その体制に乗り遅れると食いっぱぐれる。役所にもしういう体制ができあがっているので、批判的なことは非常にいいにくい。

浜 六郎
1969年大阪大学医学部卒業。医師(内科?疫学)。
NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)理事長。

近藤 誠
慶應義塾大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳がん治療では乳房温存療法のパイオニア。

さん
日本は世界有数の薬市場なので、どんどん薬が入ってくるのと同時に、お医者さんにも薬を扱ってもらうように凄まじい営業を行っています。自社の商品を使ってもらうためには、色んな工夫をしていますが、その内容を聞いていて恐ろしくなります???。

さん
お国柄が違うから、ヨーロッパとアメリカ?日本の医者の対応の違いがあって当然です。

ところで、一連のご質問にあるように独特な主張をされる場合には、徹底的に理論武装して論理的に話を進めていただかないと、他人を納得させるのはなかなか難しいと思いますがいかがでしょうか。
ちなみにワシは別にあなたに敵意を持っているわけではなく、疑問に思うから質問、回答してるだけですのでストーカー呼ばわりはお止めください。

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