2009年1月10日土曜日

父親が喉頭癌になりました

父親が喉頭癌になりました

さん

父親が喉頭癌になりました

月曜日に母親から電話があり、父が喉頭癌だと言いました。

日曜日に喉に違和感があり、何かが詰まっていると言って、

急患センターに診察に行ったそうです。

センターの医師はここでは分からないと言い、翌日大きな病院に行ったそうです。

そこで胃カメラを飲んで発覚したそうです。

父は、自分の病状を素直に受け入れ、医師に何時入院するのか?

手術後は、声は出るのか、色々質問していたそうです。

側にいた母親は、気が小さく、数年前に脳梗塞になり、その後遺症で右半身

が不自由なので、ショックが大きく泣くばかりです。

私も、姉も、まだ主治医からの話も聞けず、今は検査に向かう父の背中を見て、

胸が痛みます。

喉頭癌の術後はどういった事に回りは注意すればいいですか?

今回の手術で声が出なくなる確率が高いと父は言っていました。

声を失くした人にどの様に接していいのか分かりません。

恐縮ですが、経験した人、近くに声を失くしてもがんばってる人がいる方、

アドバイスお願いします。

さん
自分の父は7年前に喉頭癌になり喉頭全摘の手術を受けました。字の通り喉頭を全部摘出する手術なのでもちろん声はまったく出なくなりましたが今でも元気です。会話はすべて筆談でコミュニケーションをしています。
喉頭癌は癌の中でも5年生存率が非常に高く治癒率の高い癌です。ただし喉頭全摘の手術を受けた場合です。悪い部分を全部取ってしまうからです。
まだ検査の段階ですのでどんな治療をするのかも決定していませんが手術をしなくてもいい場合もあるのです。検査は全身麻酔で行われます。内視鏡を使用しての細胞検査となります。
検査の結果で治療方法が決定します。癌のステージが進んでいれば直ぐに喉頭の全摘手術となります。
初期または手術するかしないかのきわどい場合はとりあえず放射線による治療となります。喉頭癌は非常に放射線が効くと言われているからです。人にもよりますが何日かおきに十数回放射線を照射します。特に辛い治療ではありません。ここで放射線が効いた人と効かなかった人に別れます。それは喉頭のどの部分に癌があるかによって放射線の効めが違うのです。放射線があたりやすい場所に出来た癌は放射線によって癌が消滅します。放射線があたりにくい場所に出来た癌は消滅しないのです。
自分の父は放射線がまったくあたらず効かなかったのです。その他の治療方法もないので全摘の手術となりました。
癌と言うと抗がん剤を思い浮かびますが喉頭癌は抗がん剤が効かないので抗がん剤の治療の選択肢がないのです。
運よく放射線で癌が消滅すれば声も今までどおりでますし退院となります。ただ放射線治療の場合は再発の可能性があるので定期的な検査をし様子見になります。
放射線が効かなかった時は手術となりますが2種類の手術の選択肢があります。喉頭の部分切除または全摘手術のどちらかになります。自分の父が行っていた病院はすべて全摘手術を行います。なぜかというと喉頭の癌になっている部分のみを取り除く手術は声はかすれ声で残りますが非常に再発率が高く結局数年後に全摘となるのではじめから全摘手術を行っています。
喉頭の全摘手術はかなり大きな手術となります。10時間前後かかります。今まで口と鼻で息をしていましたが首の下に穴をあけてそこから息をするようになるのでおおがかりな手術となります。
術後は約2週間食事ができません。すべて流動食となります。2週間食事が出来ないというのはかなりつらかったのを覚えています。
約2ヵ月後に退院となります。月に1回の検査通院がありCTを撮ったりします。喉頭癌は転移するとすれば最初に肺に転移するからです。喉頭から転移する場合にはまず左右の頬の下の方のリンパ節に転移し肺へ転移します。リンパ節に転移した時はほっぺたの下あたりがすごく腫れ上がります。こういった症状が出た時はリンパ節かくせい術という手術を受けます。リンパ節に転移した部分を掃除するという内容の手術でリンパ節をすべて取り除きます。自分の父はリンパ節に転移した可能性があると言われたのでリンパ節かくせい術を受けました。
声は出なくなりますが食道発生または人工発生といい機械を使っての発生があります。機器を首にあてがって話すと機械から人口的な声が発生します。ロボットのような声質ですが会話はできます。機器は無償でもらえますのでお近くの市役所で申請してください。
食道発声は特別な発生方法で習得するのに時間もかかる上に誰でも習得できるものではありません。練習する施設へかよわなければなりません。
接しかたですが家族ですので今までと同じように接してください。自分の父は意外とケロッとしていました。家族の方が落ち込んでいたのを覚えています。
注意する点はお風呂です。首に穴が開いてますので水がはいると危険です。
長くなりましたが当時を思い出して書いてみました。

喉頭癌は病気が進むと喉の違和感もありますが喉の痛みもあります又、風邪でもないのに何ヶ月も声がかすれた声になります。喉の違和感があり直ぐに病院へ行ったようなのでまだ初期の段階かと思われます。放射線の治療で完治すればいいですね。

長い道のりですので家族で力を合わせがんばってください。

さん
まずこのような時、敵(癌)の正体を知ることが大切です。とは言っても、
お父様ご本人は動揺されているかもしれませんが、せめてご家族の方は
落ち着きましょう。敵の正体を知ることとは、正しい知識です。
申し遅れましたが、私は血液のがん患者です。
お父様は喉頭がんと診断されて、これからいろいろ検査があると思います。
発症部位は喉頭に限局か、遠隔転移(喉頭から離れた場所)はあるか、内臓の
機能は正常かの検査などです。
下記も参考に、ぜひ正しい知識を学ばれてください。

http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/larynx.html


ネットの情報にはいろいろあります。このような人が困っている時、
おいしい話、宣伝には気をつけましょう。代替医療と称して、健康食品?
栄養補助食品のカクテル療法で、アトピーから、国指定の難病?癌が治ると
思いますか?健康な人が、清涼飲料水と思って飲むなら別ですが。
ちなみにカクテル療法の○○ジュースは、昨年マルチ商法で業務停止命令を受けた
会社の商品です。
http://www.youtube.com/watch?v=zchwrCOczgs

治るのだったら宣伝しなくても、口コミで行列のできるクリニック
となるでしょう。別に「癌のプロ」と謳わなくても、日本の病院の「癌専門医」は
みんなプロです。

正しい知識は、その疾患に立ち向かえます。対策ができます。覚悟ができます。
どうぞお父様が、最善の治療ができますことと、ご心配されていますお母様にも
気遣い、ご家族の皆さんでお父様に力を与えてください。応援してください。
疾患が違う私でしたが、失礼いたしました。

さん
咽頭癌。手術はもう間もなくでしょうか?手遅れかもしれませんが、福岡に細井睦敬名誉医学博士がいます。至急この先生に連絡をとって声を失わない方法はないか相談して下さい。もしかしたら明るいお言葉をもらえるかもしれません。私にも分かりません。ただできることなら声を出していて欲しいです。先生の意見を聞いて下さい。
検索 クリニック細井皮膚科 です。 癌のプロです。

さん
貴方は特にお母さんを大切にしてやって下さい。もしも声を失くせばお父さんにとって一番の頼りはお母さんでしょう。
近所に同じ手術を受けた人がいます。仕事に復帰して頑張っています。声は出ますが、手術前とは別人のように弱弱しい声しか出ません。それでも同じ病気の人の中では相当良い方なのでしょう。
お父さんを励まし、お母さんは抱きしめてあげて下さい。それしか、ないでしょう。

父親が喉頭癌になりました