肝臓癌について
さん肝臓癌について
知人が肝臓癌です。門脈にも癌があります。
２月の時点でステージⅣよりのステージⅢと診断されました。
入院した段階では黄疸もひどく腹水もたまっていました。
何も治療しなければ余命３か月と言われました。
粒子線治療を受けられる事になり、４月の頭に治療が終了しました。
効果は３か月ぐらいたてばだんだんと出てくるとのことでした。
しかし、癌が大きく全体にはあてられなかったので残ってしまう癌の為にリザーバーを足の付け根に入れ、一週間に一度抗がん剤治療をしています。
黄疸は以前より消えましたが最近咳がひどく今日病院に行ったところ胸水もたまってきているとのことで本人の強い希望により胸水を１００ｃｃ抜いたそうです。
１０日間入院し胸水を調整するとのことですが私は余り胸水を抜くことにいいイメージを持っていません。
胸水を抜いたら本人はすごく楽になったといっていましたが胸水を抜くことは少量であればよいことなんでしょうか？
あまりよくないのでしょうか？
また、胸水はなぜたまるのですか？肺に転移している可能性があるからですか？
本人は私から見たら元気に見えるのですが今の状態はどうなのでしょうか？
やはり状態はわるいのでしょうか？
詳しい方から見て余命はどのくらいなのでしょうか？
さん
心中お察します。お書き頂いた内容を基にお答えします。
まず胸水の件です。
ご友人にとって「治療」とは胸水がたまらないようにすることになり、「胸水を抜くこと」自体は対処療法であり「必要な事」とお考えください。
肺はご存じの通り吸い込んだ空気と血液の間でガス交換を行う臓器です。非常に薄い膜の毛細血管の周りを暴風が吹き荒れているようなイメージです。
酸素や二酸化炭素を交換するのがこの臓器の役目で、その相手の血液はほとんどは水分です。
じつは健常者でも常に肺の中には、ガス交換と一緒に血液中の水分が浸み出てきてしまいます。浸み出た水分を回収して循環させるルートが「リンパ腺」です。エアコン室外機から水が出るドレンパイプの様な役目です。
ご友人の状態は肺のなかでしみ出た血液中の水分がうまく排出できない状態と言うことになります。
これはリンパ腺の障害が懸念され、先の肝臓がんの状態から十分肺転移の可能性があります。
肝臓がんの件です。
肝臓内に複数の病巣があり、門脈にも浸潤、腹水がたまるという状態は、完全に進行がんの末期症状であり、全身転移の状態だと推察されます。
門脈から血行性転移（血液の流れに乗ってガン細胞が移動すること）、腹水はすでに腹膜や腹部リンパ官などへの転移や腎臓障害を示していると考えられます。
この状態を総合的に考えますと、延命のための方策としてはまず呼吸機能の確保が有り、次に陣ぞ障害?多臓器不全の不安がある思います。
抗ガン剤の副作用による体力低下や、今後必要になると思われる痛みのコントロールのための麻薬(モルヒネ)の導入なども、厳しい選択が迫られると思います。
粒子線治療はあくまで局所制御（照射したガン腫瘍の根絶）が目的なので、肝がん治療の補助的もしくは緊急的な照射という意味になります。
開設に終始し、良い内容のお答えでは無いので心苦しいのです。
ご快復をお祈り致します。
さん
胸水を抜くことは、少量であればあまり問題ではありません。大量となれば(1L以上など、その人の状況にもよりますが)心臓に影響を与えることもあります。息苦しさが抜けることを期待して水を抜くことが多いようです。
胸水が溜まる理由としては、肺転移(正確には肺だけではなく胸膜という肺を包んでいる膜であることもありますが）だけではなく、肝硬変による血液中のタンパク量の低下などでも水がたまる事があります。
状態としては、この文面のみで判断するのは難しいのですが、あまり良いとは言えないようです。
余命についても明言は出来ません。
こんな判断しか出来ず申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。
さん
ご質問者様は癌という病気をどのようにお考えでしょうか。主治医にはなんと説明されましたか。他の人にちゃんと説明できますか。癌という病気を考えるときにいいのは心臓癌です。心臓癌は無いのはご存じだと思います。おちついて考えれば、癌細胞が活動をはじめた理由がわかります。たとえばあなたの家に浄水器があったとします。そこへセールスマンが浄水器を売りに来たらどうしますか。いりませんというでしょう。浄水器が2台はいらないですからね。浄水器のあるところに浄水器はいりません。おなじ理由で心臓のあるところに癌細胞は必要はありません。ですから心臓癌はありません。あまりにもはっきりしすぎてますよね。明白すぎて簡単すぎて。こんなにわかりやすい病気ってほかにないんです。糖尿病はこんなに簡単じゃないです。治す方法はひとつです。ひとによって違いはありません。心臓って浄水器みたいなもんだから。やることはきまってます。