2015年7月4日土曜日

膵臓癌の疑いと診断されています。

膵臓癌の疑いと診断されています。

さん

膵臓癌の疑いと診断されています。

父65歳が今年の春でしたが、十二指腸に穴が開き、入院しました。
このときは投薬で回復し、二週間程度の入院で退院しました。この後、もともと足が痛かったということもあり、(ヘルニアでの入院暦があります)整形外科で受診、十二指腸での入院の件も話した上でブロック注射、痛み止めの薬をもらって来ました。
この痛み止め薬を飲んでから再び体調を崩し、十二指腸の退院後、黄疸が出始め再度検査を行ったところ、またしても穴が開いていることが判明。父が言うには、整形で出された薬を飲み始めてから微妙に体調が悪くなったとのことです。
医師の紹介のもと、手術を前提とした市民病院へ移送され、検査を行ったところ膵臓癌の疑いがある、ということでした。結局、黄疸も治らず、開腹しての検査(癌の発症元を確定させるための手術)もしていません。十二指腸に腫瘍?が出来て固まっていることからカメラが入って行かないが、十二指腸の穴付近からは悪性の細胞が確認され、CTの結果では肝臓に若干の影が見えるとのこと。これらから推測するに、ほぼ膵臓癌で間違いない、しかしながら膵臓を切除することはリスクが大きすぎるのでこれはやらずに、わき腹からパイプ?を出して胆汁を取り除き、胃と腸をつなげ、あとは抗がん剤で延命を行うしか術がないと言われました。

本当に膵臓に癌があるのか、この治療方針が最善なのか???
どうしたら良いのかわかりません。愛する父がやせ細っていき、命のともしびを小さくしていくのをただ見守るしかないのか???

リンパ等への転移は見られないそうです。入院して一週間、現在は肝臓への転移が見られる程度です。
余命、長くても3年と言われていますが、いろいろ知れべば調べるほど3年なんて奇跡の域のような感じがします。
なにをどう質問して良いのかすらわかりません。
余生をどう過ごさせるのかではなく、治療方針はどうすべき、どうしてみる価値があるのか、主治医に対しなんと話せばいいのか???「どの病院でもこうするはずです」と言われていることもあり、膵臓の細胞を取って検査出来ない状態である以上、このままこの医師の言うとおりにすべきなのでしょうか?
質問がわかりづらく、意味不明かもしれません。指摘があれば修正、必要に応じて何度でも質問スレを立てさせていただきたいと思います。

仕事中も病床の父を思い出しては涙が溢れそうになります。
詳しい方、よろしくお願いします。

さん
お名前を挙げて失礼なのですがbonbontarochanさんのご意見に賛成です。
(bonbontarochanさんご不快でしたら、まことに申し訳ありませんが補足をお願いします。出来る限りチェックして消させていただきます)

乳頭部周辺の検査で悪性細胞が確認されるということはすい臓がんの可能性が非常に高いと思います。
詳しくは既に挙げていただいているので省略しますが、予後が非常に短い可能性も否定できません。
特に肝臓など膵胆肝関係のがんが周辺の血管などに浸潤している場合は血管破裂から来る急性症状によりお亡くなりになる方もいらっしゃいますので免疫療法などを試される場合は急がれたほうが良いでしょう。
この療法は自身の免疫細胞(がん細胞を殺す体内のキラー細胞)を体内から抜き出して培養するのにある程度の時間がかかりますので予後が短い場合などは難しいです。
また、膵管に浸潤がある場合などは術後に強力な消化液である膵液が漏れることがあるため手術ができませんので抗がん剤で腫瘍を縮小させるという治療は理にかなっていると思います。

下記のURLが参考になると思いますのでご一読をお勧めします。
免疫療法などの先進治療の説明や実施している病院、ガンの知識など有益な情報だと思いますよ。

http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html


http://www.kenko-msnet.jp/gannobyouin.html

さん
こちらに日本で使われるガン治療薬、抗ガン剤のほとんどの添付文書が閲覧できます。


http://gandouga.dousetsu.com/tenpu.html


http://gandouga.dousetsu.com/tenpu2.html


http://gandouga.dousetsu.com/tenpu3.html

さん
膵臓癌というのは癌の中でも最も死亡率が高いものの一つであるといえます。
特に症状がないので、早期で発見されることが滅多になく、お父様のように進行して黄疸が出てから発見されることが少なくありません。

CT所見、十二指腸の穴(Vater乳頭といいます)からの排液で悪性細胞が出ていることを考えれば診断はほぼ間違いないと思います。他にも腫瘍マーカー(悪性腫瘍があるか血液検査でもある程度分かります。膵臓癌ならCA19-9やCEAなどがあがります)も検査していると思います。
肝転移がみられるのなら残念ながら手術の対象にはなりません。手術をするとしても、膵臓と十二指腸を切除して、さらに肝臓を合併切除するという大手術になります。それに、進行した膵臓癌に対しては手術をしても、生命予後(生存率)は改善しないというデータもあります。
従って今の主治医の先生が言われるとおりに黄疸を減らして、バイパス術をして、抗癌剤を投与するのが現実的な方法だと思います。それでも余命3年は厳しいと思います。

どうしても他の治療をお探しなら、治験(全国の限られて施設で行われている実験的な医療)されている免疫療法(“ペプチド療法”で検索してみてください)や東京で手に入る丸山ワクチン(厚生労働省の認可は受けていないが、癌に有効であるといわれている薬)を調べてみて下さい。運がよければ治験の対象になるかもしれません。

今の時代、セカンドオピニオンも一般的に行われているので他の病院の先生に相談してみても主治医の先生に対しては失礼にはならないと思います。

さん
65歳ではまだ人生の2/3程度です。まだお元気なのではないですか。たしかに標準医療ではどこでもいっしょですね。大同小異でしょう。私はあなたと違って癌の有名な治療方法をあげなさいと言われれば10や20はあげられます。またお父様より重症の末期癌患者で生還された人の名前をいいなさいといわれれば、10人ぐらい簡単にいえます。サイトや書籍もすぐあげられます。またなぜその癌患者がたすかったのかちゃんと説明できます。

膵臓癌の疑いと診断されています。