がんの治療で抗がん剤の副作用でなぜ口内炎はできるのでしょうか?
さんがんの治療で抗がん剤の副作用でなぜ口内炎はできるのでしょうか?
さん
抗がん剤は、一般に増殖が盛んな組織に効果があります。癌が一番増殖していることが多いので、がん細胞に一番効くようにになっていますが、体の中にも増殖が活発なところがあり、少なからず影響を受けます。
粘膜、皮膚、髪、爪、骨髄(血液の細胞をつくっている)などです。
ですので、口の粘膜→口内炎、鼻の粘膜→味覚障害(味覚の大部分は「臭い」です)、消化管の粘膜がやられて食欲低下や下痢、脱毛、爪の異常、皮膚の異常、白血球や赤血球が減少するなどの副作用が出やすいのです。
どこに作用しやすいかは、薬屋個人差によっても異なります。
さん
同時に放射線治療をされていませんか?口腔癌の治療には放射線,化学療法(抗がん剤)と手術という三本柱で治療します.
放射線治療を行うと2週間前後に口内炎ができます.口腔内の粘膜は皮膚に比べて柔らかいく角化層がなく,細胞のターンオーバーが早いためです.
放射線性口内炎が出来る頃が痛みが強くて辛い時期ですね.
参考になりましたら.
さん
抗ガン剤は猛毒です。
それを使用するわけですから、免疫力が落ち、口内炎もできてしまうのです。