父の肝臓癌について、母に対しての相談です。父は59歳で直腸癌からの転移で肝臓...
さん父の肝臓癌について、母に対しての相談です。
父は59歳で直腸癌からの転移で肝臓癌になりました。
癌の大きさは小さいものが6個、うち、3cmの大きさのものが一つあるそうです。
肝切除はできず、抗がん剤治療に入りました。
父の様子が、とても元気なため、母はまだまだ大丈夫だとおもっているようですが、来年の今頃に、すでに意識がないかもしれないと思うと、私は焦ってしまいます。
わたしは、来年にかけて結婚を予定しています。
そろそろ、結納の予定や、式の日を考えようとした矢先の父の癌の発見でした。
あきらめないことも大切ですが、父には後悔なく、人生をまっとうして欲しいとおもいます。
しかし、医者にまかせっきりで抗がん剤の副作用などを甘くみている母が心配です。
緩和ケアについて話をしてみましたが、一向に聞く耳をもちませんでした。
抗がん剤について、
肝臓癌について、
分かりやすい書物なとありましたら、ご紹介ください。
よろしくお願いいたします。
さん
お父さんのこと、ご心配でしょうし、ご本人もご家族もお辛いですね。
私も癌患者です。36歳で乳癌になり、38歳で肺に転移し、現在進行形です。抗癌剤治療も6年間やりました。
私の経験から感じたことを書かせてもらいます。
がん治療について基本的なことを知っておくことは大切なことだと思います。
本ではありませんが、「がんサポート情報センター」があります。
それぞれの癌についてや、抗癌剤治療(化学療法といいます)、緩和ケア(痛みの管理)、副作用の対策、などなど
一度ご覧になってみてはいかがですか?
癌サポート情報センター
http://www.gsic.jp/anticancerdrug/index.html
国立がんセンターがん対策情報センターがん情報サービス
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html
また肝臓がん専門の情報は、「肝臓がん」 (ふたつあります)
http://www.sth3.com/kanzogan/
http://www.f-alfasi.net/
また、癌を中心とした慢性疾患を抱えた人や家族が相談しあえたり、体験記があるライフパレットというサイトもいいですよ。
辛いとき、困ったときに書き込みをすると、色々な患者たちが自分たちの経験や乗り越えてきたことを教えて下さったり、癌患者やその家族でしか分からない思いを理解して、メッセージをくれます。今私の闘病生活を支えてくれている柱のひとつでもあります。
書き込みは患者本人か患者の家族のみとなっているので、親身な回答ばかりです。ぐちだって聞いてくれます。
ライフパレット
http://lifepalette.jp/
私も自分の病気のこと、病状のことが知りたくて、いろいろな本を読んだり、インターネットで調べたりしました。
そして治療を受けながら感じたことは、同じ癌でも症状は人それぞれであること。癌細胞についても同じ肝臓がんでも癌細胞の顔つきが色々あり、悪性度の高いものから、おだやかなものまであります。
本には一般的なことは書かれていますが、あまり知りすぎると治療薬が異なった場合に主治医に対して疑心暗鬼になります。
実際、私の場合もお父さんの場合も、癌の状態やどういう癌細胞の顔つき、抗癌剤の効果など一番ご存知なのは主治医です。
分からないことは、看護師や主治医に確認をとることが一番よいと思います。そしてその説明に理解ができなければ、とことん質問すること。私はそういう方法で主治医との関係を築き上げてきました。
できれば先生もお忙しいので、聞きたいことがあれば、質問事項を書き出し、先生に渡すいう方法はとても有効でした。
一番大切なことは、どう生きるかということとお父さんがどう生きたいか、そして家族がどう支えたいか、みんなの「思い」だと思います。
辛いこともたくさんあると思います。しかし癌になって初めて気づくことも多く、とても大切な時間となりますね。
応援しています。
さん
お父さんの癌、ご心配ですね。
直腸癌からの肝臓に転移、ということであれば、「肝臓癌」とはいわず、「直腸癌の肝転移」、といいますので、こちらでいろいろ調べたほうがいいでしょう。使用する抗がん剤も大腸癌のもの、ということになります。
肝臓癌といってしまうと、肝臓から新しく出た別の癌、ということになります。
参考になる本はいろいろ出ているとは思いますが、一番オーソドックスな本だと思いますので、まず初めに読んでみては如何でしょうか↓
「大腸癌治療ガイドラインの解説 2009年版 大腸癌について知りたい人のために 大腸癌の治療を受ける人のために 」大腸癌研究会 (著, 編集)
最近はあたらしい、抗がん剤もいろいろでてきており、1年、2年と転移があっても元気に過ごされている患者さんを見ることが多くなってきました。
ただ、おっしゃるとおり、悪くなったときのことも考えておくことも大事なことだと思います。
今の病院は抗がん剤治療が困難な状態となっても引き続き診てくれるのか、自宅でできるだけすごすのか、その際に訪問してくれる医師などは近くにいるのか、それともホスピスなどへの入院を考えるのか、お住まいの地域でどのような選択枝ができるのか、ある程度調べておいたり、ご本人の希望を家族みんなで話し合ったりしておくことはいいことだと思います。また、病院でもそういう相談にのってくれると思いますよ。
さん
はぁ???それはキミを心配させないための母の精一杯の強がりだということに気が付かなくても良いけど、
結婚もするようなら、そういう母の気持ちをわかろうとして下さいね???