2009年2月24日火曜日

癌を診断される時、γGTPや腫瘍マーカー? の数値が高いそうですが、乳癌の時は...

癌を診断される時、γGTPや腫瘍マーカー? の数値が高いそうですが、乳癌の時は...

さん

癌を診断される時、γGTPや腫瘍マーカー? の数値が高いそうですが、乳癌の時は、その数値には出ないと聞きました。
何故なのでしょうか? どなたか教えて下さい。

さん
γGTPは胆汁の流れが悪くなったりしたときに上昇する酵素で、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓の疾患などで高くなります。
具体的にはアルコール摂取時、脂肪肝、胆石などのほか、肝臓や膵臓癌などでも胆汁の流れが悪くなれば高くなります。

また、腫瘍マーカーは癌が体内に存在するときに上昇する物質を測定したもので、いろんな種類の腫瘍マーカーが癌の診断に補助的に使われます(例えばすい臓がんではCA19-9やDUPAN-2などがよく使われます)。
乳がんでも腫瘍マーカー(CEAやCA15-3、NCC-ST-439、BCA225など)がありますが、癌があったら必ず上昇するというわけでもありません。あくまで補助的なものです。

乳がんは他の癌に比べて腫瘍マーカーが上がらない事が多い、とはいえるかもしれません。

癌を診断される時、γGTPや腫瘍マーカー? の数値が高いそうですが、乳癌の時は...