2010年11月7日日曜日

甘いものを食べる時間帯についての質問です。

甘いものを食べる時間帯についての質問です。

さん

甘いものを食べる時間帯についての質問です。

よく甘いものはおやつ時に食べるのが一番いいといいますがその最大の理由とは何でしょうか?夜中に物を食べるのは良くないですが。昼間よりも夜中の方が何やら特殊な細菌が増殖して太りやすくするらしいのですが。以前テレビでやっていましたが忘れてしまいました。

さん
「人の体内時計をリセットするたんぱく質の一種であるBMAL1(ビーマルワン)という物質は、実は脂肪細胞に脂肪をため込む働きも兼ね備えています。しかもBMAL1は、午後10時から午前2時ごろに、昼間の約20倍も多く作られることがわかりました」
さらに勤続年数が長い女性看護師に乳がんが多く、夜間勤務の男性シフトワーカーに前立腺がんが多いことを指摘。昼夜を逆転して働くシフトワークと病気との関連性について調べていくと、「シフトワークによって肥満者が増え、虚血性心疾患による死亡リスクが上がることがわかった」そうです。


私たちの体が本来持っている生活リズムは1日25時間ですが、地球の24時間の概日リズムに合わせるためにBMAL1が、ズレた体内時計をリセットします。BMAL1は、暗くなると増えて、明るくなると減ります。午後10時から午前2時ごろに最も多く、朝日を浴びる午前6時ごろからどんどん少なくなります。
前述したように、BMAL1には脂肪細胞に脂肪をため込む働きがあるので、たくさん作られる深夜に栄養を摂取すると、たちまち脂肪細胞の脂肪としてどんどん蓄えられてしまうのです。逆に朝日を浴びてBMAL1の量を減らしてから朝食を摂れば、脂肪細胞をため込まずにすむということです。
肥満解消やメタボ対策のために、食事や運動の管理は重要ですが、「食事時間」も大切な要素です。「昨夜は飲みすぎで夜食にとんこつラーメンも食べたから、朝は抜く」という行動は、最も内臓脂肪をため込みやすくして、体内時計をどんどん遅くズレ込ませてしまいます。自分の体を気遣うのなら、夜食を摂らずに、朝日を浴びて、BMAL1の量を減らしてから朝食をしっかり摂るのが、正しい生活習慣の第一歩です。

甘いものを食べる時間帯についての質問です。