2011年8月24日水曜日

身内が肺がん3期B。昨年胸水、半年以上止まらない激しい咳(その間レントゲンは何度...

身内が肺がん3期B。昨年胸水、半年以上止まらない激しい咳(その間レントゲンは何度...

さん

身内が肺がん3期B。昨年胸水、半年以上止まらない激しい咳(その間レントゲンは何度となく撮影しました)で腫瘍が見つかりました。

その後2段階目の臨床試験の抗がん剤治療を受けていたのですが功を奏し、
レントゲンで見るに、影は確実に小さくなっており、あれだけ出ていた咳も全く出なくなりました。

ただ患部である背中の痛みを訴え始め腫瘍マーカーの数字も上がっています。
(肺がんを示すマーカーは下がってます)

先生は「この腫瘍の大きさで痛みがあったらあまりよくない兆候」と、
2段階目の抗がん剤を打ち切り次の段階へ進もうとしているのですが、
腫瘍は明らかに小さくなっていて咳も全くでなくなっているのに、
痛みが出始め癌が進行しているということはありえるのでしょうか。

腫瘍マーカーからの多臓器がんを疑って検査をする予定もないようですし、
とても複雑な気持ちでいます。

ただ担当医は「転移」の可能性は否定されています。

さん
腫瘍の部位は、痛みのある背中側でしょうか?「ガン性胸膜炎」の状態であった事も考えれば、肋骨?脊椎への転移や胸壁側の胸膜への転移も考える必要があります。
「骨シンチ検査」や「PET/CT検査」は、特に苦痛もありませんので、主治医の先生にお願いされてはどうでしょうか?
(これまでのCT画像や、ほかの検査?経過から、転移が否定されていれば良いのですが??)
もし肋骨や脊椎への転移であれば、原発の肺癌自体には「抗癌剤」が奏効しているけれども、骨への転移巣へは効果が出ていない状態でしょうか?(このような場合もあります)
現在の抗癌剤の投与は継続しつつ、肋骨等には、放射線の治療を行う選択肢もあります。
進行癌の治療は、主治医と患者?家族の二人三脚での治療が原則ですので、主治医の先生と良く話し合って治療方針を決めて下さい。
by 内科指導医

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