●肺がん3期Bの患者を身内に持つものです。昨年長い期間、せきが止まらずレントゲ...
さん●肺がん3期Bの患者を身内に持つものです。
昨年長い期間、せきが止まらずレントゲンを撮ったら胸水がたまっていて細胞レベルの検査を行ったところ
がん細胞が見つかりました。
その肺がんに関しては現在治療の甲斐あって縮小傾向にあります。
大きさが半分ほどになってます。
ただ抗がん剤治療中というのに腫瘍マーカーが240と現在までになかったほど高値を示しており、
個人的に他のがんを疑い始めました。
しかし主治医は上昇していくマーカー値は今まで教えてくれず放置。
今回先生がPCのページをめくる際にたまたま自分が見つけたという次第です。
先生は消化器系が疑われるがよく分からない??とおっしゃってます。
そもそも肺がん3期Bで入院してきた患者に対し体全体のがんを一度は検査しないものなのでしょうか?
40日も入院していたのですが???
肺にとって一番転移が疑われる脳のMRIは当然撮りましたがほかは特別なことはしていない模様。
全国でも20番内に入るほど肺がんには強い大病院。
がんを見つけた町の開業医は「PET等の他のがんを疑う検査は行われると思いますよ」
と言われていただけに当時拍子抜けした記憶があります。
もし消化器等でがんが大きくなっていたら????
入院当時であれば内視鏡手術程度で切り除けた可能性があったかと思うと。
今後マーカーのことは主治医と相談することになるのですが、
●一般的に最初の時点で進行してきたがん患者は、ついでに他のがんを疑った特別な検査はしないものなのか伺いたくて
さん
ある程度のガンの縮小が見られたことは非常に喜ばしいことですが、ご家族には誠に残酷なことを申し上げる結果になります。
肺がんの3b期で手術はしていない???となりますと、既に手術適応は失われている状況であり、化学療法しかできないという状態であったものと文章からは推察します。
この状況で脳のみを検査したということはですが???生命維持の直接機能のみを重視した結果ではないでしょうか。
既に転移を起こしていたのなら肺がんに投与した抗がん剤で同様に効果が現れるはずであると考えます。この結果として原発叢に手術適応が出てきたのなら、この段階で転移検査は必要になると思います。
結果としてマーカーの数値が上昇するということは可能性は二つ考え付きます。
1 他の臓器を原発とする重複ガンであった可能性
2 がん細胞が抗がん剤に対する抵抗性を身につけて増殖を開始した可能性
です。どちらにしてもろくなものではありませんが、主治医に可能性を聞いてみるほうが良いと思います。
それと最後から2番目の疑問は1の場合のみ意味をなすことであり、原発のガン組織(この場合は肺がん)があるのに、通常は転移叢と考えられるガン組織に内視鏡とはいえ手術を行う意味はありません。腸閉塞などの状態であれば姑息的治療の意味ならあるのですが???原発叢がある以上は根治には繋がらず意味がありません。
いずれにせよ、全身投与の抗がん剤なら原発のガンを縮小させる効果がある場合は、転移叢にも効果があるのが普通だと思います。
最後の質問については重複ガンそのものが比較的珍しいですので????転移は疑ってもそこまでの検査はするかどうか???。
すでに3b期で化学療法のみの施療ならそこまではしないかもしれませんとは思います。
補足
それに転移叢か原発叢かは組織検査をしないとわからないですからね。3b期ですので全身あちこちに転移叢がある状況ではなかったはずですが???。
それと保険の関係もありますので全身の検査をするのは難しかったかもしれませんね。