会社の健康診断で、大腸がんが発見されない事ってあるのでしょうか
さん会社の健康診断で、大腸がんが発見されない事ってあるのでしょうか
さん
検診の内容と状況にもよりますが、結論から言うと発見されないこともあります。
大腸がん検診には現在一般的に3種類あり、1つ目は便検査(便の状態を検査)、2つ目は注腸検査(レントゲン)、3つ目は大腸内視鏡検査ですが、注腸検査は現在ではほとんど実施されませんので除外します。
で、問題は残りの便検査と内視鏡検査のどちらを受検したかで結果が大きく変わります。
便検査では早期がんを見つけにくい(陽性になりにくい)という欠点があります。
内視鏡検査ではよほど担当医が悪いか、がん細胞が小さすぎなければ確実とされています。
また、健康診断の結果が出た後にがんが発見された場合、健康診断結果がでてからどの位の期間が経っているかでも見逃しかどうかが変わります。ただ、大腸がんは進行が遅いと言われていて半年後とかであればがんの状態によっては見逃しと考えられるかもしれませんね。
気がついたら補足があったので追記します。
通常、便が黒い場合は上部消化器からの出血を疑います。(胃?十二指腸とかですね。)
大腸からの出血の場合は鮮紅色の血(要するに出たばかりの血)が混じります。たとえて言うと???マーブルっぽい感じです。
下痢の処方薬を服薬後便秘になるのは、何かの症状というよりかは、下痢止めの副作用なのでは?
単に下痢を止めるための薬で黒色便が出るというのは個人的には聞いたことが無いので何ともいえませんが????
一般的には上記に書いたとおり黒色便=上部消化器からの出血を疑うかと思います。
さん
大型の検診車で行う健康診断では見つけるのは困難。健康診断で発見される
ケースでは、かなり病状が進行していて本人にも自覚症状が出ている状況。
健康診断を受ける前に、細長い管を渡され、2日分の便を採取することが指示
される。潜血を見る検査で、このほか問診表で排便の状況を書くことがあり、それと
自覚症状で総合的に判断するケースが多い。
僕が在籍していた電機?半導体メーカーでは、社内に人間ドックの設備があり、
30歳を超えた人は2年に1度、受診が義務化されていた。この検診のほか、
血液検査で何かしら異常があると、すぐに大学病院に行くよう指示がある、
と聞いた。
さん
大学病院で検診したって100%発見できるとは限りませんよ。