2015年6月17日水曜日

たばこを吸っている人が、肺がん?舌癌などにかわいそうと同情ってわくもんでしょ...

たばこを吸っている人が、肺がん?舌癌などにかわいそうと同情ってわくもんでしょ...

さん

たばこを吸っている人が、肺がん?舌癌などにかわいそうと同情ってわくもんでしょうか?

たばこ自体が、肺がんや舌癌になる危険性があるって公言しているにもかかわらず、無視して吸っている人にとっては当然のことと思いますが???

さん
別の方の回答にある「炭水化物」と、ご質問の「たばこ」とはちょっと違うと思います。
「たばこ」は明らかに有害であることを認識した上で吸っているわけですから、それで病気になるのは、いわゆる確信犯ですね。
一方「炭水化物」は人間にとって必要なエネルギー源ですし、食べ過ぎたからと言って、必ずしも病気になるわけではない。
(決して糖尿病は、食べすぎでなるものではありません。体質と生活習慣と生活環境の複合要因です)
そう考えると、同情の程度は、違ってくるかも知れませんね。

ただ、そもそも、他人の病気に対して、同情するとかしないとかって話でしょうか?

私は、1型糖尿病です。
生活習慣病と言われている2型糖尿病と違い、1型糖尿病は自己免疫疾患ですので、それこそ、自分には全く責任のないことで、いきなり「一生インスリン注射をし続けなければ生きて行けない」と宣告されたわけです。
1型糖尿病に限らず、そう言う病気はたくさんありますし、そんな病気と、日々闘っている患者さんも大勢います。

あなたは、そう言う患者さんには「同情」しますか?
逆に、そう言う患者さんは「同情」して欲しいと思っているでしょうか?

私も、自分がそう言う立場になってつくづく思ったのですが、「同情」とは、結局は「優越感」なんですね。
「同情」なんて響きはすごく良く聞こえます。
「悲しみも、辛さも、苦しみも、分け合おう」なんて、傍から見れば、なんと感動的ストーリーでしょうか???
でも、そんなの、結局は、言葉だけのことです。
病気の悲しみ、辛さ、苦しみは、その病気になった人しか分からないし、背負えないンです。
口先で、どんなに「同情」を示しても、患者当人にとっては、病気の苦しみから解放されるわけではありません。

ずいぶん昔になりますが、TVドラマの「家なき子」で安達裕美が「同情するなら金をくれ」って言ってましたが、正に、その通りです。
患者当人にとってみれば「同情するなら(病気を)代わってくれ」と叫びたいところです。

でも、それは不可能なことだし、患者もそんなこと(自分が元気になって、他人が代わりになるなんてこと)は望んでいません。
患者にとっては、それが自分の責任による病気であろうと、自分に全く責任がない病気であろうと、それと向き合って生きていくしかないわけです。

どんな病気であろうと、また、どんな原因であろうと、病人に対して「同情」は必要ではありません。
それが、この質問に対する、私の回答となります。

さん
別に煙草を吸ってる人が肺がん、舌癌になったからと必ずしも煙草が原因じゃないですよ。
仕組み等、あまり知らないでそんな質問止めてください。

ところでお尋ねしますが貴方がご飯などの炭水化物が大好きで大量に摂取し重度の糖尿病になったとします。
家族や周りの人から「炭水化物ばかり食べるから糖尿病になるんだよ。当然の事」と言われたいですか?

たばこを吸っている人が、肺がん?舌癌などにかわいそうと同情ってわくもんでしょ...