母がすい臓がん 肺転移ステージ4b 3月に閉塞性黄疸により発覚しステント留置し...
さん母がすい臓がん 肺転移ステージ4b 3月に閉塞性黄疸により発覚しステント留置しました。
抗がん剤ジェムザール治療 ステントの食物が詰まりやすく現在までに4回胆管炎を起こしERCP施行。
8月1日から胆管炎にて
入院。入院中よりオキシコン??とTS1施行したが吐き気嘔吐激しく、パッチMTへ変更TS1も一旦停止していますが
嘔吐がとまらず再検ERCP施行。十二指腸近くに腸閉塞あり(1,5センチの隙間はある程度)明後日、胃と腸バイパス手術となりました。2ヶ月まえぐらいから食欲はなく無理して食べてる感じですが、今は1日より入院してから嘔吐し食べられず食欲もありません。このような状況でバイパス後、胆管炎のように詰まらず嘔吐せず食事ができるのでしょうか?またバイパス後の傷口の痛みはどの程度ですか?母は術後、食事できるようになったら体力少しは回復して抗がん治療再開するまでになるでしょうか?
さん
膵頭部癌であれば、十二指腸狭窄、胆管閉塞はよくある話です。これらへの
対処はバイパス手術とPTCDプラスステントが通常の手段です。問題はその後
にGEM+TS1がどれくらい有効かという点です。
一般に固形癌に対する抗癌剤の効果は3-4割の確率で抗癌剤投与期間と
等しい延命効果といわれていますが、膵臓癌や胆管癌ではこのルールがあて
はまらないことが多いようです。つまり、これらの癌に対する抗癌剤の効果は疼痛
軽減程度であり予後の延長には寄与しないと考えられています。
もしそれ以上の延命効果を期待される場合には、全病変へのピンポイント
放射線治療と特異的免疫治療の併用の可能性があります。
下記クリニックでピンポイント放射線治療と特異的免疫治療を併用して提供
しています。もしご興味がおありでしたら、一度ご相談されてはいかがでしょうか。
医療法人社団ICVS 東京クリニック 03-3222-0551
http://icv-s.org/
治療の流れ
http://icv-s.org/plan.html
※『治療の流れ』は放射線療法を併用した場合の一例です。
病状によって治療の順序が変わる場合もあります。