大学病院のCTの検査で胸部レントゲンや血液検査に反応しないような極小?数mm...
さん大学病院のCTの検査で胸部レントゲンや血液検査に反応しないような極小?数mm程度のがんが肺や腹部に見つかった場合内臓系に弱いMRIで再検査したりしますか?その場合はCTのみ行うケースが多いでしょうか?
MRIは脳の検査に最適で内臓系は弱い(被爆しない)?CTは内臓の検査に最適(被爆する)との認識があります。
たとえ、内臓系であっても確定診断の要素としてMRIでの再検査をするとの認識で間違ってはいないでしょうか?CTのみである程度の確定診断が可能な場合はMRIでわざわざ再検査を行わないですか?一般的な大学病院での検査方法が知りたいのですが???
お分かりになる方がいらっしゃったら教えて頂けますか?
さん
まず、肺がんに関しては胸部CT撮影するのが一般的です。MRIは呼吸の動きがあるので不適です。ですので、肺のCTで明瞭ではないからといってMRIを撮ることはありません。
しかし腹部(肝臓?腎臓?膵臓など)系の検査に関しては、CTだけではなくMRIも有用なことがあります。両方行なうことによって治療方針に役立つことが少なくありません。
頭部(脳)に関してもMRIはかなり有用ですが、疾患によってはCTが不要というわけではありません。
確定診断ためにMRIで再検査をするということではなく、複数の検査法を組み合わせることによって、より多くの情報を得ようとするのが一般的な考え方ですね。CTのみで(もしくはMRIのみで)検査が終わることももちろんありますが、念のためMRIも撮っておこうか、というのはよくあることですね。
また、あくまでCTやMRIは補助的な検査であって確定診断は難しいです。断定はできません。
さん
個人的な意見です。
肺→CT
動きが大きいためMRを用いることは有用とは思わない。
ただし、最近は比較的動きに強いMRIもあるらしい。
それでもやっぱりCT。MRの信号の原点である水(水素原子核)が少ないから。
腹部→CT?MR
部位による。
肝臓などは呼吸の影響を受けやすいように思う。よってCT。特に造影剤使ってダイナミックCT。
胆のうとか呼吸同期をしたMRI(ヘビーT2)も有用。CTも有用。
膀胱や子宮なんかはCTよりMRI有用。
頭部→CT?MR
疾患による。
CTは頭部の出血?血腫。
MRは頭部の動脈瘤?梗塞など。また出血や血腫も有用。
確定的診断→画像のみで確定的診断はあまり良いとは思わない。そもそも出来ないように思う。
最終的に生検してどうかってこと。
スクリーニングと言って、ざっと診てみるにはCT。早いから。でもMRIでもする。必要に応じて。
また、がんの転移などを調べることもある。
最終的にはどっちも使う。みえる物が違うから。ドクターが何を見たいかによってそれに応じた検査を選択する。
そんな感じだと思います。
たがが骨折でもCTもMRも使うこともあるので。