抗がん剤治療についてです。私の父親が通っている病院では、通院、入院、両方の患...
さん抗がん剤治療についてです。私の父親が通っている病院では、通院、入院、両方の患者さんがいるようです。私の父親は入院による抗がん剤治療を望んでいるのですが、通院による抗がん剤治療だと言われました。
一体、抗がん剤治療において、通院になるか、入院になるかの判断基準は何なのでしょうか。教えてください。
さん
外来でできる程度の標準的抗癌剤治療は外来で行う。点滴時間が長い場合、副作用の程度が強い場合、新しい治療法、などは入院となる。あなたの父親の通っている病院は、入院と外来の両方の治療をやっているということだからかなり大きな病院でしょう。となると精算はDPC方式です。実は、外来で点滴治療した方がかなり高額になります。同じ抗癌剤治療でも1泊2日で入院治療した方が実は安いのです。一般の人は知らない人が多いが。抗癌剤治療は手術困難な進行期癌患者が多いから、その多くは短命の人が多い。だからこそ、一日でも長く家族と過ごす時間を持つようにした方がよいから、積極的に外来治療を行うのである。昭和の時代は、副作用が制御できなかったため、全員入院治療でしたが。