2010年5月15日土曜日

以前母の末期の卵巣がんについて質問したものです。抗がん剤が効いたらしくかなり...

以前母の末期の卵巣がんについて質問したものです。抗がん剤が効いたらしくかなり...

さん

以前母の末期の卵巣がんについて質問したものです。抗がん剤が効いたらしくかなり腹水も胸水も減りました。本人も食欲も旺盛で以前と変わらないぐらい元気になり、デイサービスへもいけるようになりました。

でも、水が溜まったということはやはり余命はあまりないということですか?

さん
卵巣がんは癌の種類にもよりますが、他部位の癌に比べて比較的抗がん剤が効きます。質問文を見ると、質問者様のお母様も抗癌剤が効くタイプの癌だったようです。となると、今後も治療を受けるのであれば、予後は抗癌剤がいつ頃効かなくなってくるかによるところが大きいので、予測は難しいです。例えば、胃癌とかだと腹水、さらには胸水までたまる状況なら、抗癌剤を使っても質問者様のお母様ほど回復されることは難しく、余命もせいぜい数ヶ月(数週)という感じになるのですが。

卵巣がんはステージⅣでも5年生存率10~20%、10年生存率も数%程度はあります。今回の場合も数年程度の余命が期待できるかもしれません。
ただ、今は状態がいいようですが、この先抗癌剤で生存期間は延長できても、延長された期間は抗癌剤の副作用でつらいだけだったとなるかもしれません。本人様も含め一度治療を受けたことで、抗癌剤治療がどういったものかだいたいは分かられたと思います。完治は期待できるものではないので、今後悪くなった時にどこまで治療を受けるのかを含め、本人の意思を尊重して予後を過ごさせてあげてください。

以前母の末期の卵巣がんについて質問したものです。抗がん剤が効いたらしくかなり...