最近乳がんの原因として、飲酒、脂肪の取りすぎや牛乳、乳製品の取りすぎが関係し...
さん最近乳がんの原因として、飲酒、脂肪の取りすぎや牛乳、乳製品の取りすぎが関係してると聞きますが、乳製品には実際どのような食品がありますか？
この事実を知って以来、乳がんの再発防止のために飲酒を控え、大好きなヨーグルトやアイスクリーム、ケーキ、チーズを一切食べないようにしてるのですが???完全に断つのは難しいです。コーヒーも良くないと聞きましたが本当のところはどうでしょうか？
さん
食事と乳癌についてあまり確定できている研究結果はありませんが???。
乳癌＜再発＞の危険をあげるものとしては、最近、肥満、イソフラボンのサプリが研究結果として出てきていますが、
それ以外、乳製品などについてもまだはっきりしていないと思います。
野菜?果物の摂取はリスクを下げるという話もあります。
乳癌＜発生＞の危険としては、2006年の乳癌ガイドラインでは脂肪の摂取はリスクを上昇させない、と結論しています。
ただ、肥満、運動不足、メタボリック症候群を背景とした高血圧、糖尿病、高脂血症はリスクがあがる可能性がいわれています。
アルコールは１日平均ビールコップで２杯以上で影響がありそう、といわれています。
どの食品もいろんな病気にたいして、いい面?悪い面があると思いますし、どれも摂取し過ぎは良くないと思います。
たとえば、果物がいい、といったところで、とり過ぎると糖尿病の危険があります。
バランスの取れた食事と適度な運動、アルコールは控えめに。
あまり、いろんなものを我慢しすぎてストレスをためるのも良くないと思います。
さん
実際の所は、乳製品と乳ガンの関係をきちんと研究した報告は、あまりなくて、カルシュウムをきちんと取れていると乳ガンリスクが下がるという研究結果もあったりして、研究者の間でも結論が出ていないのが真相です。
たしかに、肉や油、乳製品摂取等が多い、洋風な食事になると、乳ガンが増えるという統計は有りますが、変わりに胃ガンや脳卒中は減るという傾向もあって、一概に良い悪いは言えません。
実際に、肉や牛乳乳製品を摂る量が増えてきてから(昭和４０～５０年代）、日本では、胃ガンや脳卒中などの病気が確実に減っています。
ネット上では、「乳ガンと牛乳」という本が話題になっていて、検索すると上部にずらっと、関係ブログ記事がヒットしますが、この本の内容が正しい事を確認している研究はヒットしません。(著者が学問的に通用する確認を取らずに、ただ言っているだけなので有る意味トンデモ本）
現状で、日本人が摂っている乳製品は、１日辺りコップ１杯にも満たない量(欧米の１／２とか１／４）ですので、この量が乳製品の取りすぎに当たるのかと言えば、はなはだ疑問だと思います。
喫煙や飲酒のリスクから比べると、比べものにならないほどのリスクでしかないのではないか、というあたりが本来だと思います。