2013年8月9日金曜日

直腸がん術後で、ストーマ(人工肛門)を造設された患者様の大腸内視鏡検査をする...

直腸がん術後で、ストーマ(人工肛門)を造設された患者様の大腸内視鏡検査をする...

さん

直腸がん術後で、ストーマ(人工肛門)を造設された患者様の大腸内視鏡検査をすることになりました。前処置は、通常のニフレックなどのPEGを通常量で問題ないでしょうか?内視鏡挿入時の体位は、右側臥位ですか?


さん
前処置内容は人工肛門の有無に関係ありません。
検査の目的が術後のスクリーニングなら通常通りで。
(再発など)狭窄を疑う症状?病状がある場合は要注意ですが、これも通常と同じ判断ですね。
盲端となる腸管がある術式の場合(ハルトマンや双孔式)の場合は別に洗腸も必要になるでしょう。

検査の体位は仰臥位でやってます。
そのままでも構いませんが、被検者の腹がかなり汚れることがあるので、
パウチは付けたまま、袋経由で検査するとアメニティーが良いと思います。

さん
目的にもよりますが、
洗腸程度でも十分に検査できます。
通常の前処置をされてもかまわないと思います。

人工肛門がよく見えれば
仰向けでも、横向きでもかまわないと思います。

直腸がん術後で、ストーマ(人工肛門)を造設された患者様の大腸内視鏡検査をする...