2015年5月21日木曜日

高齢な親の手術についてアドバイスをお願いします。

高齢な親の手術についてアドバイスをお願いします。

さん

高齢な親の手術についてアドバイスをお願いします。

父親は九年前胃がんの手術をしました。再発することもなく過ごしていたところ、最近肺がんが発見されました。(転移ではありません)重いものを持っても息切れするほどで、少し歩くと荒い呼吸になり座り込んでしまいます。肺活量が少ない為、手術は出来ず、放射線照射を行うことになりました。そんなときに胃がんが出来ていることもわかりました。大学病院の先生からはまず胃がんの手術を受け、その一週間後から放射線照射をはじめます。という提案を受けました。ここまでは納得できたのですが、動脈瘤の様子も悪いので、そちらの治療も始めましょう、との旨を伝えられました。父親はもうすぐ80歳です。本当に大丈夫なのでしょうか?不安になってきました。かかりつけのお医者さんからは、「大学病院で手術することにすると、次々と検査されて、あそこをやろう、ここをやろう、と言う話になってくるよ。ガンセンターの方がいいのでは?」とアドバイスを受けていたのですが、東京まで足を運ぶことすら大変な様子ですので、近くの大学病院での手術をすすめましたが、今になって少し不安になってきました。本当に直そうと考えての事なのか、術例を学生に見学させる為なのか?父親の体はそんな手術に耐えられるのか?みなさんならどう決断されますか?

さん
あなたのお父さんについて診察していないので具体的にどうこうとはいえません。以下は、一般論です。
まず、私の経験上からいうと、高齢者の全身麻酔は脳に何らかの影響を与えると考えています。そちらのほうの専門家ではないので症例を集めることができないのですが、高齢者に全身麻酔を行った場合、認知機能に影響がある、つまり、認知症になったり、認知症が進む、というリスクがかなり高いと見ています。
また、医者の立場からいえば病気に負けたと認めたくないので高齢者でも手術を薦める例が多く、特に、外科医は切りたがる傾向にあります。しかし、患者さんのQOL(クオリティーオブライフ)の観点からいって、手術を繰り返して(最悪の場合、認知症あるいは寝たきり状態で)長生きすることと、尊厳を持った状態で人生の最後を迎えるのと、どちらがよいか、価値観の問題もあります。
このようなことをよく考慮したうえで、主治医とよく話し合い、納得できる治療を選択することが重要であると考えます。場合によっては主治医を変えることも必要になるでしょうが、重要なのは本人と家族のこれからの時間をどう過ごすかということではないでしょうか。

さん
お父様ご心配されているご様子よくわかります。
80歳近いという事ですが先生は手術に耐えられる、と判断したのだと思います。
手術を決めても手術前検査により肺活量、心電図???などしっかり調べていただけます。
大学病院側でもリスクの有る手術は勧めるわけがありません。

体力が有るうち直せる病は治していただき、この先の人生を悔いなく充実した生活を送っていただいて下さい。
実父は67歳で肝臓ガンで亡くなりました。見つかった時にはすでに遅く、3カ月も生きられませんでした。
義父は90歳で食道ガンが見つかりました。放射線治療で一度消え、その後3年生きました。
治療できる状態という事はすばらしい事です。ちなみに義父は85過ぎまで週一でゴルフに電車に乗って出かけていました。
一人一人体力は違います。後であの時治療していたらと悔やんでも遅いのです。
人生は一度です。先生に安心してお任せしてはいかがでしょうか、素人判断は危険です。
医療は日進月歩で進んでいます。
お父様が元気でお過ごし下さいます様お祈りいたします。今も私は父の影を追っています。

さん
質問文の中に唐突に動脈瘤という新たな病名が出てきます。
どこの動脈瘤なのかどういう状態なのか閲覧者には全く情報が掴めません。
ちなみに80歳というだけでは、現在元気な80歳もいますので年齢だけからは云々できません。

高齢な親の手術についてアドバイスをお願いします。