母が肺癌末期です。母が安心して治療法を選択出来るには、どう接したら良いでしょ...
さん母が肺癌末期です。母が安心して治療法を選択出来るには、どう接したら良いでしょうか?
現在、抗癌剤治療か緩和ケアかを選ぶように医師から言われています。
治療は通院になります。
母には肺気腫の持病もあり、抗癌剤治療を始めても満足には治療出来ません。
肺気腫で体力も無く、手術は無理です。
脳へも転移しており、こちらはレーザーで手術します。
今、本人は気が動転していて治療法が選べません。
どの治療法も嫌だと言います。
私は自然療法や食事療法を勧めましたが、そんな人の体験談など信じられない。嫌だ。と言います。
どう話したら安心して貰えるのか困っています。
私も不治の持病や手術経験も多く、今の母の気持ちは我が事の様に解ります。
母の不安を少しでも減らせる方法を教えて下さい。
宜しくお願い致します。
さん
私は、43歳。乳がんを患い、闘病1年半。骨転移もあり、今年4月には腹水もたまり、卵巣と子宮にも転移がわかり、摘出しました。いわゆる末期です。今まで、気が動転しながらも、まずは現実をしっかり受け止めることからはじめました。まずは深呼吸して、ネットや本などで、現在、自分に降りかかっている病状とそれらを緩和させる手段を、出来る限り、調べるのです。
現実がしっかり把握できたら、ショックもありますが、私の場合、じゃあどうしようか?と次の段階へ進めました。
がん治療の選択は、「あせり」がもっとも良くないと言われます。これは、現実が把握できないことで、恐怖が先立つために起こるのだと思います。お母様がどの治療法もいやだとおっしゃる理由は確認されましたか?お母様やあなたの不安はよくわかりますが、不安定な心は、免疫の低下につながります。自然療法や食事療法については、本や資料をお母様の近くにおいて、お母様が自然に手を伸ばす日を待つという手もあるでしょう。漠然と説得しようとしていませんか?もしもそうだとしたら、あせる心には猜疑心が先立ってしまいがちです。あなたなりに調べて、これと思う療法を詳しくわかるような資料などを元にお母様に提案してみるとか、あせる気持ちもおありかと思いますが、根気も必要です。治療も民間療法も、メリットとデメリットを把握できると、おのずと選択しやすくなります。何より、お母様が納得して、信じて進むことができる方法が、一番です。がんは、転移にしても、末期と言われても、診断されてから数日で命がなくなるということは、まずありません。また、末期といわれながらも、生還している人たちも多くいらっしゃいます。最近は書店でも、医者が食事療法をすすめる本や、抗がん剤は、うまくいっても単なる延命でしかない、という本などが多くでています。病状と対策(治療方法と自然療法や食事療法など)の情報をある程度把握できたら、徐々に落ち着けると思いますよ。どうか、どんなときも前を見て、「生きる」ことをあきらめないで。がんは、自分の遺伝子が傷ついて、増殖した病です。という事は、がんも身体の一部であるといえます。敵視しすぎるよりは、共存して、がんが暴れないようにするだけでも相当よいと私は思っています。その延長線で、あわよくば、がん細胞がなくなってくれたら、ラッキーだと。
参考になるかどうかわかりませんが、お母様の不安が少しでも楽になることを、そして、お母様が充分に納得できる治療法を選択できるように、心からお祈りしています。私は、病院ではきつくない治療を、そして食事療法と自然療法を取り入れて自己免疫を上げ、腸内環境を整えることに重きをおいています。「いずみの会」という、末期がんを克服された方や、前向きに闘病中の方々の団体もあります。興味がおありでしたら、ネットなどで調べてみてください。家族やまわりの方々も、どうか希望を持ち続けて、大丈夫!を心にしっかり持ってください。ご存知かと思いますが、お母様に「がんばって!」は、禁句ですよ。おだいじになさってください。