2012年5月25日金曜日

抗がん剤と免疫力

抗がん剤と免疫力

さん

抗がん剤と免疫力

父親が大腸がんで先日手術しました。大腸部分の癌は摘出しましたが肝臓に転移しておりその部分は抗がん剤で治療すると説明受けました。そこで疑問なんですが???

抗がん剤を投与すると免疫力が落ちると聞きました。免疫力が低下しては癌は広がるのではないでしょうか。
また免疫力が高ければ癌の進行も細胞も止められると聞きましたが具体的にどうすればいいのでしょうか?

抗がん剤の使用は様々議論があるようですが医者の中では抗がん剤では治らないと思っている方もいらっしゃいますね。

実際はどうなんでしょうか??
教えてください。

さん
抗がん剤はがん細胞に対して効果があるため使用されます。
これは、がん細胞が通常の細胞より増殖が早い特徴を捉えて効果があるようにしています。
反面、この抗がん剤によって体の中でも比較的増殖の速い免疫系の細胞、消化器系の粘膜を作る細胞や髪の毛を作る細胞等もダメージを受けるために副作用等が発生するといわれています。

抗がん剤よってがんを倒すにはリンパ球が必要とされるとも言われています。
抗がん剤によってダメージを受けたがん細胞を最終的に処理するのは免疫系の細胞といわれています。

免疫力が低下していても抗がん剤によってがん細胞は弱りまると思いますが、いわゆるトドメをさすのは免疫細胞ということになりますので効果的な治療を行うには両者のバランスが重要と思います。

下記HPに抗がん剤の補助療法として免疫療法の説明が有ります。

http://www.hakusan-s.jp/meneki/meneki-kaisetsu/

さん
知っている限りのことをお伝えします。転移ということであれば、肝臓は手術ではなく抗がん剤治療1本となるでしょう。また、抗がん剤治療での免疫力低下ですが、癌を患っている時点で免疫力が低下している証拠になります。本来、健康な人も毎日癌細胞化する前兆のレベルで実は生活をしています。しかし、体には免疫力が備わっているため、自分の力で癌化を防いでいるようなものです。 年を重ねていき、免疫力が低下し始めると、自分の力では今まで増加を防いでいた癌細胞を処理することができず、癌細胞が力を発揮するようになります。また抗がん剤について、抗がん剤は「癌の再発する確立を数%下げる可能性のあるもの」と定義しているはずです。なんとなくわかりますか?そうでなければ、これほどあちこちで、「○年前に手術をしました。最近転移していたことがわかりました???」というぐあいにはならないはずです。しかもこれは、皆さん抗がん剤を投与した結果での話です。
ですので、正直私個人としては、抗がん剤は使っても使わなくても、それほど変わらないのではないか?と思っています。中には癌細胞も小さくなる人も、効いて癌が消えた人もいるでしょう。それでも、全身全霊で抗がん剤だけを信じきるのは危険な思想だと思っています。
代替療法というのはご存知でしょうか?特にアメリカやヨーロッパでは既に病院にも取り入れてある治療方法のことです。日本では研究が盛んではないため、まだまだ発展途上ですので正式にはまだ治療とは呼べません。漢方や気功、ヨガ、栄養学、薬草学のことを指します。こうした方法を抗がん剤だけでは心細いので取り入れている人は多くなってきています。各個人で免疫療法を活用するのは何も問題ありません。これについては、いろいろこちらの書き込みでもしている方が大勢いますので、ご自身にあったものを選んで試すのもひとつの策です。

さん
どうぞ!
http://blog.goo.ne.jp/tojyouss/e/e634365375b8d15bd4156507486b7285

抗がん剤と免疫力