2013年5月12日日曜日

母が肝硬変になりました。わたしの母が肝硬変になりました。わたしは母から直接...

母が肝硬変になりました。わたしの母が肝硬変になりました。わたしは母から直接...

さん

母が肝硬変になりました。

わたしの母が肝硬変になりました。
わたしは母から直接聞いてはいないの
ですが、さっき祖母から聞きました。
母は私に隠しているつもりなのだと思います。

母は8年前に胃がんの手術をしました。
なのでそれ以来病院に通っているのですが
CTを撮った際に見つかったそうです。

私はこの肝硬変という病気についてよく
わかりません。
検索もしたのですがいまいちピンと
きませんでした。
この病気はどんなものなのか???
教えてください。

さん
簡単にいいますと???

肝臓がアルコールや肝炎ウイルスのために炎症を起こすと肝炎という状態になります。炎症を起こした肝細胞は壊れて、また新しい細胞が再生しますが、これが慢性化していつも炎症を起こしたままだと再生が追いつかず、細胞がだめになって繊維化します。繊維というのは再生するはずのところに出来る、いわば細胞の失敗作(もちろん役にたちません)のようなもので、それがどんどん増えると繊維化した細胞と正常な細胞が入り混じってこぶのように盛り上がって硬くなります。このこぶが肝硬変です。初めは小さなこぶからはじまります。
肝臓は大きい上、強い臓器なので、一部が肝硬変になっても正常な部分が普通に働いていればからだに大きな影響はありません。が、肝硬変になった部分はもう正常な状態には戻りません。ですので大事なのは肝硬変が大きくならないようにすることです。
肝炎の治療をしっかりして進行を止めるのが肝心というわけです。そうしないと10年ほどで肝臓がんになってしまうリスクがたかくなります。
程度にもよりますが、肝硬変になってしまってもすぐに命にかかわるものではなく、治療と療養につとめれば日常生活もふつうに送れるし、寿命も健康な人並みにありますので、心配しすぎないで下さいね。

現にうちの母も20年前肝硬変になり、その後何度か肝がんにもなりましたが、加齢で足が弱って車イス生活なのと、中程度の認知症はあるものの85歳の今も結構元気です。

さん
肝硬変とは肝臓に長期間炎症を起こすことにより、肝臓が硬くなりその機能を失うことです。
原因はウィルス?アルコール?薬剤?自己免疫疾患など様々ですが、8年前の手術時に何の異常も無かったものが、急に肝硬変となることも珍しいです。

話を戻します。皮膚疾患にたとえると、長期間皮膚炎を放置し掻きむしり経過すると、その皮膚はガサガサと硬くなります。早期に治療すると皮膚の再生機能が働きもとの肌に戻ります。同様のことが肝臓にも当てはまります。肝炎の状態を長期間放置し、炎症を長引かせると再生機能は追いつかなくなり、肝臓はガサガサとなります。これを専門的に言うと繊維化?再結節と表現しますが、簡単に言えば肝臓がガチガチです。

まずは、肝硬変の原因追求→解決策の模索→肝硬変の程度の把握→肝硬変による全身性の影響の有無のチェック。

母が肝硬変になりました。わたしの母が肝硬変になりました。わたしは母から直接...