膵臓ガン???何から始めたらいいのでしょうか?
さん膵臓ガン???何から始めたらいいのでしょうか?
大切な大切な人が“膵臓ガン”との診断を今日受けました。
腫瘍の大きさは3cm。
膵臓のほぼ中央部、肝動脈と膵動脈の両方に接しており、手術は適応外。
リンパにも他臓器にも転移なし。
今後、内科医師との相談の上、抗ガン剤及び放射線治療をすすめ、腫瘍が小さくなればその時手術を考える???とのことでした。
腫瘍マーカーの値は、頭が真っ白になり記憶に残っていませんが、通常の10倍の値を示しているということだけ覚えています。
余命宣告はありませんでした。
あまり深刻でない様子(頑張っていきましょうね程度)の説明で、こちらも「すぐに手術はできないらしいけど、転移がなくて良かった」くらいに考えていましたが、帰宅して調べてみると、己の知識のなさ故の楽観視に今更ながら情けなく、またこれから間違いなく訪れるであろう“死への恐怖と耐えがたい苦しみ”に混乱しています。
私は今から何をしたらいいのでしょうか?
大切な人をどうしたら守れますか?
今日の説明では、進行度(ステージ○など)は聞いていません。
明日にでも改めて聞きに行こうと思っていますが、何を質問したらいいのかすらわかりません。
5年後の生存率が10%未満でも、無事克服された方もいるんですよね。
膵臓ガンを調べれば調べるほど、目の前が真っ暗になってしまいます。
住んでいるのは九州の端の田舎です。看ていただいているのは大学病院です。
国立がんセンターや成人病センターや、膵臓ガンに対して実績のあるいい治療を受けられる病院に連れて行ってあげたい気持ちでいっぱいですが、諸事情(付き添う者がいないなど)あり、難しいです。
まずは現実を受け入れ、落ち着かなくては始まらないのですが、何をどうしていいのかすらわかりません。
数ヶ月後、私はこの人を失ってしまうのですか?
今、軽い胃痛以外の痛みもなく、にこにこ笑って、食欲もあるこの人が、私の前からいなくなってしまうのですか?
何でもいいです。アドバイスをお願いします。
さん
ガン イコール 死ではありません。まずは落ち着いて担当医から話を聞いてもらい、今後どのようにしていくのが望ましいのか、今後の生活に影響や配慮はあるのかを聞いた方がいいと思います。ちょっとしたガンなら今は誰でもなりますよ。
さん
はじめまして、ご心配の心中お察し致します。
私事で恐縮ですが、一昨年身内を膵臓がんで亡くしました。
質問者様の大切な方同様に、血管浸潤があり手術不適応からの治療出発でした。
某、有名大学病院で放射線+TS1(胃ガンの抗ガン剤としては承認)の臨床試験的な治療を受けましたが、終始激しい吐き気に悩まされ8ヶ月ほど経過した後、放射線治療障害で十二指腸からの出血が始まり、抗ガン剤の投与停止、再発による激しい疼痛の制御に対するモルヒネの投与で、最後は意識酩酊の状態を経て亡くなってしまいました。
酷な言い方になってしまいますが、膵臓がんに対する通常の放射線治療(X線)では、抗ガン剤併用だろうが根治は全く期待できないと思っています。
また、通常のX線治療はどんなに照射方向を多く設定しても、体内の散乱の影響で広範囲の被爆範囲を形成します。
体の中心にあり、かつ消化管に近い膵臓の治療には適していません。
(医療関係者はみんな知っているのに!なぜ?)
放射線治療であれば放射線医学総合研究所(千葉県千葉市)の重粒子線治療はどうでしょうか。
手術前照射と根治治療照射の2種類の臨床試験を行っています。
臨床試験に適応であれば314万の先進医療費も発生しません。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.nirs.go.jp/hospital/conform/conform_05a.shtml
ミラクルな症例ばっかり取りざたされますとマユツバものに見えてしまいますが、
昨年、余命3ヶ月宣告をされた知り合いの60代女性が重粒子線治療を受けて、1年半経過した今でも再発もなく普通に生活できています。
私の身内の場合とは全く比べものにならない健全な状態です。
実感として今でもこの治療法を選択しなかった事を後悔しています。
最後になりましたが、患者様のご快復をお祈りすると共に、
質問者様のお気持ちも癒されますように。
さん
膵臓癌は早期発見が難しく、発見時に手術ができる方は20%程度と言われております。治療法として最も有効なものは手術による切除ですが、切除しても再発率が非常に高い病気です。手術のほかに、抗癌剤投与と、放射線照射と、両者を併用した放射線化学療法がありますが、これらにより根治を得ることは困難です。
手術が有効とはいっても、かなり大きな手術となることが多く、術後合併症の危険性もあります。術後再発率も非常に高いので、切除できない場合には抗癌剤や放射線治療を受けた方が、傷がないだけ生活の質が保たれる場合もあります。治療法に関しては現在の状態に最もあった治療を選ぶことが大切ですので、手術ができないことを悲観する必要は全くありません。
膵臓癌は大変予後が厳しい病気であることは確かで、これをどのように受け入れるかというのはとても難しい問題です。お役のたてるかわかりませんが、以下をアドバイス致します。
1. 膵癌は全く健康な方でも突然発病します。予防は不可能で、早期発見は非常に困難です。敢えて膵癌になる要素といえば加齢です。その方のご年齢が何歳かは分かりませんが、もしご高齢であれば、膵癌になるほどに年齢を重ねたと考えることです。
2. 癌は余命がある程度予測され、寿命をカウントダウンしてしまう方がいます。しかし、そもそも寿命など誰も分からず、元気な人でも脳出血や心筋梗塞、交通事故などで突然最後を迎える可能性があります。癌は恐ろしい病気ですが、突然意識がなくなり最後を迎える脳出血や、心筋梗塞などとは違い、ご病気が分かった後に本人や家族が残された時間を大切にすることが可能な病気です。そう考えれば他の病気と比べて、決していやな病気ではないはずです。
3. 手術を含めて、根治を得ることは現在においても大変困難で、免疫療法や重粒子線などの特殊な治療法を用いても根治は困難です。有効性が期待できる治療法は化学療法と放射線療法ですが、用いられる抗がん剤の種類も限られておりますので、どの施設にいかれてもほぼ同じ治療法を薦められるだけでしょう。大学病院や総合病院におかかりになれば大丈夫です。特殊な治療をご希望であれば、大学病院の主治医に質問されれば、適切な回答やご紹介を頂けるはずです。
膵癌は進行すれば在宅療養や、長期入院、頻繁な外来受診が必要となってきます。遠方の施設より、通院に負担のかからないお近くの大学病院?総合病院でのご加療を受けることをお薦めいたします。
4. 癌をすぐに受け入れることができる人はおりません。癌と告知された後は、最初は驚愕し、次いで絶望し落ち込みます。その後無気力になり、その後に現状を受け入れ、前向きになると言われており、それまでにかかる時間は人により様々です。全ての癌患者/家族は、貴方のように様々な事で懊悩します。今の苦しみは時間の経過が軽くしてくれるはずです。
誰しも何らかの病気?事故でご寿命を終えますが、癌は本人?家族が残された時間を大切にすることができる病気です。そうとは言っても癌の苦しみ、悩みは当事者しか分からず、苦悩をいやすことは難しいでしょう。私や私の家族が癌になったら、とは常に考えておりますが、本当の苦しみ、悩みの深さを実感することはとてもできません。そのような私が、以上のようなアドバイスをすることはとても僭越かもしれませんが、どうかご参考になさって下さい。
さん
悲観的にならないでください、
ガンは、治らない病気じゃないです。
大事な事は現在の生活習慣を変えることです。
ストレスを感じるような生活をしていませんか?
ガンの原因はストレスを抱えたりする事により、継続的に交感神経が活発になる事によって起こる、
免疫力の低下です。
本来ガン細胞は、健康な人の体にも毎日何千も生まれているそうです。
でも、ガンにならない人は免疫力でガンを潰す事ができますが、ストレスなどを抱えていると、
免疫力が働かなくなり、さらに、本来からだの中に入り込んだばい菌などを退治する役割を持つ白血球が
活発になりすぎて、自分の体を攻撃する事にも原因があるそうです。
なので、ガンを治すには、現在の生活習慣を、心が落ち着いて、副交感神経が活発になるような、生活環境に変えることが重要です。
そして、熱すぎないお風呂に30分から1時間ほど入り、血行をよくすることも,効果的です。
そのようにして、免疫力が落ちている状態から逃れられれば、ガンの進行は止まり、さらに、収縮していきます。
僕も、転移しやすい、喉のガンになった事がありましたが、結局の所、前記したような事をして治りました。
なので、まず、ガンを恐れるのをやめましょう。
これらの事は、安保徹さんの本「ガンは自分で治せる」等の本に書いてあります。
ぜひ、読まれる事をお勧めします。
あと、免疫力を高めるにはビタミンCがいいですよ。今、インフルエンザとかもはやってますから、風邪を引いたり
ガンになったりした時は、体を休めて、暖めて、ビタミンCを摂ると、治りが早いと思います。
安保さんの本を買わなくても、安保さんのがん治療の方法はネットにも結構載ってるので、「安保徹 ガン」で検索すれば、
色々でてきますから、検索してみたらいいとおもいます。
さん
あなた様は女性ですね?
まず、方法はありますが、女性から男性に対して治療方法を提案し、その彼が受け入れるかどうかが大きな問題です。経験上、家族でさえ難しいですから。このへんを理解した上で、あなたなりに頑張ってみて下さい。たぶん、彼には響かないでしょうけど…。九州なら、福岡にクリック細井皮膚科という病院があります。皮膚科ですが癌のプロが院長です。詳しくはご本人に聞いてみて下さい。この点、誰に何を言われても、まずはあなたご自身の目で細井先生を「信じず、疑ず、確かめて下さいね」きっと道は開けるはず。
さん
気持ち、すごく分かります。私も同じ立場で今、大切な人と共に膵臓ガンと戦っています。
ネットなどで調べる限り、絶望的な病気だと感じてしまうのは私も一緒でした。
大切な方の年齢にもよると思います。
そして本人の気持ち、周りのサポートにも!
不安は隠せませんが、出来るだけ毎日笑顔ですごしてください!!!
先の事ばかり考えて不安になっていても仕方ありません。
今出来ることを一つ一つやっていくことが大切です。
辛くても、色々調べて知識がつけば先生の話も理解できるようになり
質問できることもあると思います。
一番不安なのは、大切な方ご本人だと思います。
精神的に支えてあげてください!一緒に頑張りましょう!
さん
下記のURLを見て勉強することから始めてください。
正直、ご心配のとおりになる可能性もゼロであるとは言い切れません。
しかし、現実が目の前にある以上は対処していかなければどうしようもありません。
おそらくですが、まわりが慌てふためいていても医師が適切な治療を施してくれますが、その治療に関する知識が無ければ更に不安と混乱は深まる上に医師への信頼も揺らぐ可能性があるでしょう。
病気への不安を消すことは不可能ですが、無知ゆえの不安は知識を得ることで消すことが出来ます。
上から順番に勉強していくのが良いだろうと思います。
下から2つ目には最新治療法なども載っていますが上部分の知識がないと適応の有無やリスク、効果などが把握しにくいと思いますよ。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/pancreas.html
http://jsmo.umin.jp/
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/special/PET/faq.html
http://www.gsic.jp/cancer/cc_12/index.html
http://www.kenko-msnet.jp/gannobyouin.html
http://members3.jcom.home.ne.jp/surgerynow/
ちなみに膵体部で膵管への浸潤がないなら、抗がん剤が効いて血管から離れる方向で縮小すれば手術適応が出てくる可能性があります。そうすれば根治の可能性も出てきますので、今のところは抗がん剤のマッチングがいいことを期待するしかないでしょう。
補足
一つ書き忘れました。
大事な方のご回復をお祈りします。