2011年6月21日火曜日

ジェネリックについて教えていただきたいのですが医師がジェネリックを認めな...

ジェネリックについて教えていただきたいのですが医師がジェネリックを認めな...

さん

ジェネリックについて教えていただきたいのですが



医師が
ジェネリックを認めない場合


製薬会社とか

それに関連して
出身大学から


何らかの圧力がある事も考えられるのでしょうか



また
製薬会社から賄賂を受け取っているケースもあるのでしょうか


この場合
民間であっても


法には触れないのでしょうか


さん
ジェネリック医薬品を医師が処方しない理由はいくつかあると思います。
私が医師から直接聞く話では
①単純に興味がない。
②薬効が信頼できない。(実際にジェネリックに変えたら効かない例がある)
③流通が不安(過去、ジェネリックが突然販売停止になったり品薄などあったらしいです)
④メーカー(先発の)が来なくなって最新情報がなくなったら困る
⑤単純に、その薬剤にジェネリックがない
というのが多いです。

逆に、ジェネリック医薬品を医師が処方する理由としては
①単純に、その薬剤に興味がない(医師の専門がその薬剤の分野と全く違い、どれを使っても同じだと思っている。専門の薬剤については先発の薬剤を使う場合が多い)
②先発の薬剤が高すぎる(抗がん剤は特に高い)
③処方箋欄にチェックをするのが面倒くさい(処方箋にジェネリックに変えないでくださいと書かなければならない制度)
④薬局側の経営の問題(ジェネリック医薬品の方が納入価が安い場合が多く薬局側は儲かる)
⑤あまり高い薬を多く使うと保険でチェックされてしまうので、後発品を使う
というのがあるように思います。

製薬会社が賄賂???ということですが、「賄賂」というものがあなたと私が同じことを想像しているのならば
それはありえません(金銭の授受等)
もし、金銭の授受があった場合に民間の医師が法に触れるか触れないかは分かりませんが、
製薬会社側が独自に決めている公正競争規約にて処分されます。社員の解雇も有り得ます。
接待はあります。(もちろん公務員の接待は禁止)。これは商談ですので、賄賂とは違いますよね。

しかし、最近は、国の政策から、先発の製薬会社側が自社医薬品のジェネリック医薬品が発売された場合に
「ジェネリックを使わないでください」
と言うことも厳しく規制されてきており、バレてしまったら厳しい処分が待っていますので、製薬会社側は言わないように努力しています。
もちろん医師も、製薬会社側も人間同士ですので、懇意にしている、していないというのはあります。

出身大学から、「先発品を使え」という指示はあっても「ジェネリックを使え」という指示があっているということは
聞いたことがありません。

どうしてもジェネリックを出してほしい場合は、お願いすると出してもらえる場合のほうが多いと思いますし
それでもダメならば
病院?医院はたくさんあるのだから選択の自由は患者さんにありますよ。

さん
有り得ません.
ジェネリックというのは,売れている薬を真似したものですから,人での効果や安全性が何ら確かめられていないので,医師は信頼していないのです. ある国立病院でははっきりと,当院ではジェネリックは処方しませんと宣言しています.
処方権は医師にあります. 何ら法律違反していません. 会社,大学から云々は全くありえない事です.

さん
製薬メーカーからの圧力はないでしょう。後発品メーカーは使って欲しくて仕方ないから、営業として売込みには来るでしょうが。完全に医療サイドの方が上の立場なので、それを医師側が圧力と感じることはあまりないはず。

圧力をかけていると強いて言えば、大々的に使って欲しいと考えている国ですかね。今は、療担規則という、(拘束性のない)医療人の心得みたいな文章に、「後発品を積極的に推進すること」と盛り込んで、規則に入っているんだから、医療人として使うべきだ??みたいなことを言っています。勝手に盛り込んでおいてなんだそれはって感じですけれど。今後、国とその意向を受けた保健所等が、さらなる圧力をかけてくるかも。保険点数と保健所指導いう武器を使って。あと、保険組合側からの、ジェネリック使ってという圧力は増すことが予想されます。



後発品の品質云々もありますが、正直、結構 食わず嫌い で避けているところも多分にあると思います。後発品メーカーに転職したなじみのMRが営業に来たら、コロっとそのメーカー品を使う医師とか普通にいますからね??。情報提供も品質のうちと考えれば、それもありなんですけど。

さん
単純に、ジェネリックを信用していないからです。
べつに圧力があるわけではありません。

ジェネリックは副作用などの把握をきちんとやっていなくて、効果がちゃんと出るかの人での実験もまず行っていません。異常が出た可能性があってジェネリックメーカーに問い合わせても、返答があるのはごく稀で、大半は「先発メーカーに効いてください、同じ効果の筈です」と丸投げ状態です。しかし、同じなのはあくまで主成分であって、その他の不純物や、製法の違いによる効き目の違いがあることが判明しています。


国はジェネリック推進とのお題目を掲げていますが、「医師がジェネリックへの変更を許可する」という形を取っており、仮に許可をして薬剤師が勝手に薬剤を洗濯して、その多恵に何らかの不都合が出た場合に全て現場の医師に責任を負わすシステムなのです。なのに、現場ではジェネリックの薬としての必要な情報はほとんど得られないわけです。

これらから、現在の医療訴訟の流れからは、医師は使い慣れた安心できる薬で責任をとりたいと考えるのです。

ジェネリックについて教えていただきたいのですが医師がジェネリックを認めな...