父親が肺ガンで転移してステージⅣと宣告されましたステージⅣといわれても咳がち...
さん父親が肺ガンで転移してステージⅣと宣告されました
ステージⅣといわれても咳がちょっと多めに出てすぐ息があがってしまうくらいなので全然実感ありません
食欲もあり自転車で走り回っています
ちなみに余命一年といわれました
来週から抗がん剤を投与するのですが抗がん剤で一気に 元気がなくなってしまうのでしょうか?
こんな元気なのに抗がん剤で苦しくなるのはかわいそうとおもうのですが 肺ガンていうのはいきなり悪化するのでしょうか?
おしえてください 宜しくお願いいたします
さん
お父様がどれにあてはまるのか、年齢、基礎体力、転移の部位などの情報が分からないので、あまり詳しいことはいえませんが、一般的なことを言いますね。
肺がんは、肺の組織によって4種類(線癌、扁平上皮癌、小細胞癌、大細胞癌)に分けられます。
癌の進行が早い順に、小細胞癌→大細胞癌→腺癌→扁平上皮です。
小細胞癌は、抗がん剤や放射線がよく効きますが、進行が早いですので、つまり若い人ほど呼吸状態が急変し、積極的治療が困難な場合になる恐れがあります。
癌の場所が気管支あたりの血管の多いところにあるときは、癌が大きくなったときに、血管を傷つけて大出血し、喀血して窒息死することもまれにあります。また、かなり大きくなると、気管支が圧迫されて狭くなり、空気の通り道が狭くなり、呼吸困難になります。
扁平上皮癌や、腺癌は、癌自体の進行が遅いほうなので、症状が出にくいかもしれません。
抗がん剤が効いて、はじめのうちは皆さん比較的に元気で、一時的にでる吐き気や骨髄のダメージからの回復も早いです。
ただ、何回も行うと白血球や赤血球や血小板などをつくる骨髄が、回復する速度が遅くなってきます。というのは、白血球はばい菌を退治する免疫力、赤血球は酸素を体に運ぶ、血小板は出血したところに集まって固めて血を止める、、という大切な機能が低下してしまうので、ちょっとした風邪にかかりやすい、酸素を吸っても運べないから疲れやすいしふらふらする、傷ができても出血が止まりにくいし歯磨きで歯茎が傷つきやすい???などという症状が一定期間繰り返されるわけです。体力がある人でも、もちろん個人差はありますが、徐々にやせてしまいます。この時間は個人差があるので一概には言えませんが、1回行っただけで吐き気がすごくてやつれてしまう人もいれば、副作用が少なく1年2年と化学療法を行っている方もいます。
余命は本当のところは誰にも分かりません。余命は、患者様自身の生命力にかかっています。きっと医師は、今の状態でならという意味だと思います。抗がん剤が効いて何年も入退院をしながら生活できている方もいます。
お父様の治療の苦痛が最小限で、やりたいことができるように、祈っています。
さん
抗がん剤自体が効かないと余命はさほど変わらないと思います。ひとによって効く抗がん剤も効かないのもありますからね。
効きさえすればがんが小さくなりますし、手術後の再発予防にもなります。余命というのは病気の進行具合を医師見て決めたこと。末期の場合は抗がん剤をしたとしても、一緒だと思います。