2009年6月10日水曜日

膵癌手術後3ヶ月の父の事です。術前の腫瘍マーカーCA19-9が236、抗がん剤2クール終...

膵癌手術後3ヶ月の父の事です。術前の腫瘍マーカーCA19-9が236、抗がん剤2クール終...

さん

膵癌手術後3ヶ月の父の事です。術前の腫瘍マーカーCA19-9が236、抗がん剤2クール終了した9月下旬の値は221と、 ほとんど変わらない事から主治医は他への転移を疑っているようです。転移しているかどうかはどの様な検査をして判断するのでしょうか?また、転移しているとしたら今後はどういった治療になっていくのでしょうか?現在はジェムザール3投1休で先週3クール目にはいりました。よろしくお願いします。

さん
僕の兄も膵癌でしたが、腫瘍マーカーが1クール終了時で激減し、標準値となりました。
が、直後のCT検査で肝臓への転移が見つかりました。
マーカーとCTを組み合わせて判断しなければいけないと医師から言われました。

転移後も同じジェムザール投与でしたが、副作用がひどく、大きな病院の標準治療では
兄の体が耐えられなかったため、小さな病院に移し、そこで保険適用外の薬(ゼローダなど)
を使用しながら、「代替医療」と呼ばれる食事療法なども行いました。

あきらめないで。
情報をさがしまくって、最善の方法を探してください。

さん
一般に固形癌に対する抗癌剤の効果というのは3-4割の確率で投与期間に
等しい延命効果といわれていますが、膵臓癌だけは違います。放置された場合
の疼痛を和らげるだけで延命効果はないと言われています。

マーカーが下がらないのであれば現状の抗癌剤を使用し続けれることは体力が
低下するだけです。もし転移がわからないということであれば、まずはPET-CT、
さらにMRIのDWIを追加して全担癌病変を把握することが先決です。

そしてたとえ多発していても限局的であれば、全病変へのピンポイント放射線治療
(IMRT)と樹状細胞による特異的免疫治療の併用の可能性があります。

以下のクリニックでは、ピンポイント放射線治療と特異的免疫治療の併用が
可能です。ご興味がおありでしたら、一度ご相談されてはいかがでしょうか。

医療法人社団ICVS 東京クリニック
お問い合わせ: 03-3222-0551
ホームページ:
http://icv-s.org/


【参考】治療の流れ

http://icv-s.org/plan.html


※『治療の流れ』は放射線療法を併用した場合の一例です。
病状によって治療の順序が変わる場合もあります。

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