肺がん PET-CT検査結果の診断 右肺野に複数の結節、転移性病変疑いについて教えて...
さん肺がん PET-CT検査結果の診断 右肺野に複数の結節、転移性病変疑いについて教えてください。
70歳母の事です。
一昨年皮膚がんで摘出手術をしました。
その後一年間再発等は無かったのですが、先月の定期検査で
肺に結節があるとの事で、PET-CT検査をし、
下記のような、所見情報を書いた用紙をいただきました。
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前進PET-CT FDG 247.2MBq、
1 右肺下葉S6に現局性の集積亢進部位を認めます(maxSUV 3.502)
径1cm程の結節に相当、肺転移病変への集積と考えます。
2 右肺上葉s1に小結節を認めます。
集積はわずかに認められる程度です(maxSUV 0.992)
2008年12月CTと比し増大しており、転移性病変を疑います。
sizeが小さいこと(解像度の問題)、呼吸性変動により集積が過小評価されている
可能性があります。
3 その他には肺野に明らかな異常集積、結節影を指摘できません。
4 その他悪性病変を示唆する異常集積部位を指摘できません。
腸管への連続的な集積は生理的と考えます。
5 CTでは右腎は著明に萎縮、左腎は代償性に腫大していると思われます。
病的胸水?腹水貯留を認めません。
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という内容でした、腎臓は生まれつき片方しかなく現在70歳まで特に他の病気はしておりません。
大学病院から、がん専門の病院へ移る事になりました。
これから、どの様な検査や治療が行われるのでしょうか?
さん
maxSUVの値と前回より大きくなってきているということで、転移は99%正しいと思います。
転移は通常肺の抹消にできることが多いので、結節の大きさを考えても気管支鏡での検査は難しいと思います。
確定診断にはCTを使った針生検がベストだと思います。
どこの施設でもできるわけではありませんが、腫瘍が2個だけであれば、凍結療法や焼却療法がおすすめです。
http://www.gsic.jp/cancer/cc_20/ysc01/index.html
さん
必要に応じ、気管支鏡での検査を行ったり、痰の中に癌細胞がないか見たりします。そうした検査の中で、癌が確定されると抗がん剤治療、手術治療等になってきます。
とりあえずは、確定診断のための転院になると思います。