2012年6月4日月曜日

がん研究振興財団の「がん統計」では、累積死亡リスクで、がんになるリスクは男性...

がん研究振興財団の「がん統計」では、累積死亡リスクで、がんになるリスクは男性...

さん

がん研究振興財団の「がん統計」では、累積死亡リスクで、がんになるリスクは男性の2人に1人(女性は3人に1人)ですが、人口動態統計では死因の3割ががんです。ソースが同じでどうしてこんなに違うデータ??

さん
がんと診断されても、死亡するとは限らないからです(この数字は累積罹患リスクですよね?累積死亡リスクはその半分くらいです)

さらには、累積死亡リスクは、がんで死ぬまでは、がん以外の病気では死なないと仮定したときの、がんでの死亡リスクになります。現実の数字とは一致しません。
ある時点での年齢階層でのがんの死亡確率を、継ぎ足して足していき、一生分として計算します。

0?5才でがんにならなかった人も、その後は他の病気で死んでいるかもしれません。しかし、計算では同時に、例えば75歳での死亡確率も足しているのです。この75歳でがんで死亡した人は、75歳までは病気や事故では死ななかったということです。あくまで補正を重ねて、おおよそのリスクを示した、仮定の数字ということがわかるでしょうか?

がん研究振興財団の「がん統計」では、累積死亡リスクで、がんになるリスクは男性...