乳がんの心臓への転移
さん乳がんの心臓への転移
62歳の母が半年の抗がん剤治療後、今年2月に乳がんの手術をしました。
最近、呼吸困難がひどく、乳がんで通院している病院の循環器科の先生にかかり
レントゲン/心電図/エコー/血液検査をしていただいたところ
心不全で肺に水が溜まっているとの診断で、利尿剤と強心剤を処方されました。
乳がんの術後6ヶ月検診でも特に所見はないと言われていますが
その時の血液検査で診ている腫瘍マーカーはCAEとCA 15-3のみで、
これでは心臓の転移の有無はわからないのですよね。
その後、癌の心臓転移の記事を読み、胸水の検査なしに
心臓転移ではなく、心不全であると言い切れるのか不安になりました。
次回10月末の循環器科の受診時に的確な質問をするためにも
ご存知のかたがいらっしゃいましたら、胸水の検査が必要かどうか教えてください。
念のため、乳がんの病理検査の結果を書いておきます。
T4cN0M0 ステージⅢB
腫瘍サイズ 1.8×1.8×2.5cm 胸筋浸潤あり
組織学的悪性度 グレード1
リンパ節転移 なし(0/18)
脈管浸潤 あり
さん
あなたのお母さんを診ていないので、一般論。
一般的にいって、心臓というのはがんの転移がきわめまれな臓器で、もし心臓にも転移しているとしたら、他の臓器にも転移している可能性が高いよ。また、胸水の検査で心臓のがんが見つかるとは、普通あんまり考えないんじゃないかな。
胸水の異常では、胸膜炎、肺炎、肺がん、心不全、肝硬変などが疑われる。
もし胸水の検査が必要な状況であるなら、特にリクエストしなくても行われるはず。行われないなら、必要ないと考えられているわけで、必要ない検査は体への負担を考えるとしないほうがいいよ。
心配する気持ちはわかるけど、冷静になって客観的に判断すること。そしてなにより、患者さんと共に家族として、前向きに明るく目標を持って生きることが大切だよ。そうやって快活に生活することで、がんの増殖を抑えて長生きできることが知られているから。
さん
癌が心臓に直接転移するということは通常ありえません、と言いきっていいでしょう。心臓は原発性、転移性とも腫瘍ができにくい臓器なのです。心臓の周囲やリンパ節などに転移することはありますが。
主治医の先生が心不全であるというのであればその根拠(レントゲンや心エコーの所見、BNPの数値など)を尋ねたらいかがでしょうか?
また胸水の原因は心不全はもちろん、癌の肺転移、癌性胸膜炎などの
可能性もありますから肺のCTや胸水の細胞診などの検査も必要になるかもしれません。いずれにしても疑問や不安なことがあれば主治医によく相談することだと思います。
さん
最愛のお母さんが癌になって、なんでも心配されるお気持ちはよくわかります。
しかし、当のご本人のお気持ちはどうでしょう。
もっと、悩まれているはずです。
自分自身の体に対する心配。
自分を気遣い心配してくれる、あなたを案じての心配。
今、あなたに出来る事は、あなたの出来る範囲でお母さんの不安を取り除いてあげることが一番ではないでしょうか?
先の方が書かれていますように、心臓への転移というのは相当まれです。
あまりみません。
抗がん剤治療は心臓への負担もかかりますし、また心不全が起きてもおかしくないご年齢かと察します。
心配はつきないかと思いますが、あまり悪い方悪い方へと考えるのはお止めになって、どうかお母さんの支えになってあげてください。