2012年6月16日土曜日

かなり前の単発ドラマだったと記憶していますがこんなやりとりがありました。秋...

かなり前の単発ドラマだったと記憶していますがこんなやりとりがありました。秋...

さん

かなり前の単発ドラマだったと記憶していますがこんなやりとりがありました。

秋吉久美子さんがヒロイン。奥田えいじ?さんが婚約者の役だったかな。


父:先生。娘の病気は治るんですか?

医師:今。日本の医学界は、白血病の特効薬の開発に全力を挙げています。当面は抗がん剤と輸血で延命させます。

父:延命…。。先生!娘の病気は治らないんですか?

「日本の医学界は、白血病の特効薬の開発に全力を挙げています。」

とても印象的な台詞でガンの特効薬よりも力を入れてるのか?と思いました。

現状は、白血病の治療はどうなっているんでしょうか?

さん
白血病も細かくたくさんの型に分かれるんですよ、20位の型に分けられます
白血病の現状も治療も型ごとに様相がまったく違います

慢性骨髄性白血病や急性前骨髄球性白血病は「画期的な特効薬」ができて多くの患者が救われるようになりました。ざんねんながらすべての患者さんが救われる訳ではなく、また患者さんは再発の可能性がゼロではないけど、それでもほとんどの患者さんが助かってます。
その他の型の白血病でも特効薬はないものの抗がん剤の効果的な使い方の知見が積み重なって以前よりかは助かる患者さんは増えてます。
骨髄バンクが1992年に発足して、骨髄移植で救われる患者さんも多くいます。
さらに臍帯血バンクや近親者からの抹消血幹細胞移植など以前にはなかった治療法もどんどん増え、かつ進歩しています。

白血病の治療は確実に進歩して25年前とは様相がまったく違っていると思います。
大半の患者さんは社会復帰されるようになりました
しかしそれでも、すべての患者さんが助かるとこまでは来てなく残念ながら亡くなる患者さんも少なからずいるようです。
今でも、重たい病気であることには違いはないと思います。

白血病には型がたくさんあって、特効薬は型ごとに開発され時間も大変にかかるので、特効薬ばかりでなく、抗がん剤の更なる進歩や、骨髄バンクや臍帯血バンクのさらなる発展が必要だとおもいます(現状は希望するすべての患者さんにドナーさんが見つかる訳ではないです)

さん
42歳男性です。

知人のお嬢さん(中学生)が、昨年白血病になりました。
1年ほどの入院?治療の甲斐があり、現在は元気に学校に通っています。

スポーツが大好きで活発なお嬢さんだったんですが、以前のような激しい運動はできないそうです。
また、定期通院や投薬は続けているそうです。


その知人の話によると
?お嬢さんも、発病直後は生死の境をさまよう状態であり、その覚悟をした
?同じような年齢(小学生?中学生)で、一緒に入院していた人の中には、亡くなっていく人も多くいた
?お嬢さんは、医師の勧めで、効果がどの程度あるか分からないが新しい抗がん剤を投薬してもらったところ、幸いその効果があり、平癒に至った
とのことでした。

白血病の治療は抗がん剤投与が主となりますが、効くかどうかは、ちょっと縁起の悪い言葉かもしれませんが、「一か八か」らしいです。


医学界では、白血病の特効薬だけに力を入れているわけではないのでしょうが、日々進歩していることを、その知人の話で痛感しました。

かなり前の単発ドラマだったと記憶していますがこんなやりとりがありました。秋...