2015年4月24日金曜日

小細胞ガンの再発について

小細胞ガンの再発について

さん

小細胞ガンの再発について

肺癌でも厄介な小細胞がんについてお聞きいたします。

身内の者がこのがんで闘病中ですが、1年程前の健康診断のX線写真で
第3期くらいの状態である事が偶然わかり、放射線と抗がん剤で治療しました
が、最近、又同じ場所にたたけなかったガンがあったらしく再発してしまい
入院して抗がん剤治療をやっております。

2年以内に再発することが80%だということで、ある程度は予測しておりましたが、
同じところに出来る事と、転移するという事とは深刻さは変わりないのでしょうか?

転移したのよりは少しはましなのかという思いがありまして??。

さん
脳に転移するよりずっと深刻ではないと思います。

というのも脳には抗癌剤が浸透しにくいため効果が限られてきます
また、肺小細胞癌は寛解すると脳に放射線照射をすることになっていますが、
ご身内の場合は如何でしたでしょうか?
一度全脳照射するともう二度と照射できないきまりになっているので
全脳照射後の脳転移はコントロールに非常に難渋します
もし寛解して全脳照射しているのであれば
脳転移による再発でなくてよかったと言えると思います。

そして肺小細胞癌がやっかいなのは進行が速いということでありますが
逆に抗癌剤がとてもよく効くので病勢が制御できる可能性が高い癌でもあります

小細胞ガンの再発について