2015年4月28日火曜日

皮下注射による水分補給について現在、私の祖母が末期大腸がんによる腸閉塞のため...

皮下注射による水分補給について現在、私の祖母が末期大腸がんによる腸閉塞のため...

さん

皮下注射による水分補給について
現在、私の祖母が末期大腸がんによる腸閉塞のため、
入院してましたが、在宅ケアに切り替えました。

病院の対応の悪さと、祖母が住み慣れた家で最期を
迎えさせてあげたいと言う迎えさせてあげたいと言う気持ちからです。
祖母は経口摂取が不可能なため、入院中は
一日1500~2000ml、電解質などの維持液を2ヶ月間点滴注射で補給しておりました。
在宅の先生曰く、取りすぎと言う事で体も浮腫んでるし、序々に量を
落としながら、アミノ酸等も加えていきましょうとのことでしたが、
血管がボロボロで点滴ルートがみつからず、皮下注射で水分補給を勧められました。
皮下注射での水分補給というのは、もう最後の手段ということで覚悟しておいたほうが良いということでしょうか。
浮腫みがとれて、点滴ルートが確保できたら再度、維持液に切り替えることは
可能でしょうか?先生曰く、皮下注射での水分補給は、アメリカなどでよく持ち入れられているとのことでした。
1度、経口摂取できるか、訪看の人と試してみますが、無理だと皮下注射しかないそうです。
ちなみに、砕いた氷を少量ですが、一日3回、祖母の口に入れてますが、
500mlとなると難しそうです。

さん
皮下注射のでの維持液は、静脈投与と全くおなじ効果が期待できます。
それどころか、体に過剰な水分は皮下にたまって吸収されないので、心臓や腎臓に余計な負担をかけることがなく、体の弱った方にとても良い方法です。

水分だけでなく、かなりの種類の点滴をすることができますので、血管の確保が難しい方、在宅の方などの水分/電解質/糖分補給や、7ー8割方の薬剤投与には、静脈注射よりもむしろ優れた方法です。

「末期」だけでなく、いつの段階で使用してもかまいません。なお、水分は1000?1500ml程度は皮下から補給できますが、腸閉塞で浮腫んでいる状態では、500ml?1000mlに減量した方が、体の負担なく、ご本人の症状も楽になります。過剰な水分は、肺なども浮腫んでしまって肺炎や呼吸困難の元になりますし、腸液が増えて口から逆流して、誤飲のもとになったりします。

在宅や緩和ケアでは当たり前にやられている医療です。

補足)下の方は、おそらくあまり進行癌の患者さんの病状をご存じない方の発言と思いますので、あまり参考にしなくても良いのでは、と思います(とくに前段部分)

さん
血管がボロボロで点滴ルートがみつからず、皮下注射で水分補給

言っていることにかなり無理がありそうです。
末梢静脈確保の技術が未熟なのではないでしょうか?
本当に、輸液の必要があれば、ルート確保のためだけでも、対診(要するにうまい医師に依頼)という方法もあります。
もう、そういう状態ではないと判断しているのでしょうね。
最後の1文と経口摂取が不可能との記載の意味も不明です。
経鼻胃管などで水分だけでも注入できないのでしょうか??

誤解のないように補足しますが、大量の皮下注射も正式にも認められた(添付文書にも記載された)投与方法ではあります。あくまで、血管確保が困難なときという位置づけです。

皮下注射による水分補給について現在、私の祖母が末期大腸がんによる腸閉塞のため...