2015年4月26日日曜日

母が乳癌になりました。

母が乳癌になりました。

さん

母が乳癌になりました。

先週、細胞を取り、調べたのですが 本日ガンと診断されました。
手術をする為に、他に転移がないか調べ、あれば一緒に手術をする、
というのは解るのですが、その転移を調べる検査が来週金曜日になるみたいなんです。

医師に任せたほうがいいでしょうし、素人が口を出しては… とは思いますが、
どうしてもその間に進行するかもしれない、早く検査したほうがいいのでは?
いやして欲しい! と思ってしまいます。

母は気にしない事にする。 結果は変わらないし 待つだけよ。
とは言ってますが、 当たり前ですが沈んでいます。

次に病院に行く時は一緒に行くのですが、日常でどんな事をしていいのか、
何に気を付けたらいいのか、運動したほうがいいのか悪いのか
いろいろ聞いても、母はあまり言ってくれません。

お願いです。
不安で不安でしょうがありません。
母は60歳で、進行は遅いといっても気ばかり焦ります。
こんな時 まわりはどうしたらいいのでしょう。
どなたかアドバイスをお願い致します。

さん
以前、乳がん検診でしこりが見つかり、マンモグラフィや細胞をとる検査を受けた者です。
お母様のこと、今本当に心配でしょうがないですよね。質問を読んで涙が出そうになりました。

私も医師ではありませんので、進行その他について専門的なお答えは出来ませんが、診断を受けた側の気持ちとして、一番初めの検査でほんの少しの異常が見つかっただけでも、不安で怖くてどうしようもなく、泣くしかありませんでした。その後、家族や友人にまずは落ち着いて精密検査を受けて、と励まされて少し気持ちは落ち着きましたが、検査自体も検査結果を知るのも怖かったです。心の中ではお辛いと思いますが、「今は待つだけ」とおっしゃるお母様は気丈ですね。

個人的な意見ですが、周りの方は検査を受けるときについてきてくれるだけでも十分心強いです。何より今後どうなるのかが心配で、焦る気持ちはとてもよくわかりますが、あれこれ案じて不安でいっぱいになるよりも、まず検査を受け、その結果をきちんと聞くことだと思います。

日常気をつけたらよいことに関して、私も以前医師へ聞きましたが、特なく食べ物などで気をつけるものもありませんでした。

お母様が無事手術を終えられ、質問者様も早く今の不安な気持ちから解放されることをお祈りしています。

さん
乳がんの手術をしてもうすぐ2年になります。
私の経験からお話させてもらいますね。

chemooncologistさん の仰る通り、何が不安なのかを整理すると良いと思います。

私の場合は両親がすごく心配してくれて。。。心配してくれるのは嬉しいのですが、
オロオロするばかりでちょっと面倒くさかったです。

両親があまりあてにならない。。。と思った為、まずは乳がんについて色々調べることにしました。
本やネットでとにかく調べました。

そうすると 癌=死 というイメージも無くなってきましたし、
冷静に考える事ができるようになりました。

とりあえず知識を得ていれば主治医の言ってる意味も分かりますし、
分からない事でも的確に質問ができると思います。
それでも何かあればメモしておいて後日改めて聞けばいいのです。

私の両親は検査結果を一緒に聞きに来たのにもかかわらず、
主治医の言ってる事が何もわからなかった。。。と言っていました。

人それぞれ性格も違いますので何とも言えませんが、
私は周りの人があまりにもオロオロすると自分の方がかえって気持ちも沈んでしまいます。
ですから、今までと変わらず普通に接して欲しいと思います。
変に手厚くされると「私が癌だから???」とか思ってしまいます。

では長くなりましたが、お母様のこと大切にしてあげてくださいね。

さん
私の母がガンになった時に言ってたのですが、世界の中でたった一人だけ取り残されて一人ぼっちになったような気がしてものすごく淋しかったと言っていました。なので私が出来る事は何?か考えてほとんど毎日会いに行きました。
知人の ガンならガンの専門の病院に行かなかったら助かるものも助からない と言う言葉を受けて国立がんセンターに行きました。ホームページで色々な情報も得られますし、一度チェックされてみたらよろしいかと思います。お母さまが治ります様にお祈りしています。

さん
腫瘍内科医師です。
お気持ちお察しいたします。お母様を大事にしてあげてください。

まず、第一に、、、
乳癌が1-2週間で治療方針が変わるほど進行することはあまりないものと思います。来週の金曜日に検査が入っているのなら、あせらずその日に検査を受けてください。あせることに意味はありません。検査は一つではないでしょう。また何日かのちに検査や説明があることと思います。気持ちを落ち着けて受診してください。

もう一点。まず病気になったのはあなたのお母様。あなたではない。あなたがうろたえてどうするのでしょう。あなたのお母様はすでに60歳。人生経験も豊富です。いろいろなトラブルに巻き込まれた経験もお持ちだし、それを一つずつ今日まで解決されてきたはずです。今度の問題も、彼女なりに考え”彼女一人”で乗り越えていかなくてはなりません。あなたが24時間彼女の面倒を見れるわけでもないものと思われます。いま彼女は自分の置かれている状況を冷静に分析し心の整理を行っている段階と思います。気にしないようにする、結果は変わらないし、待つだけだというのはそういう心境の反映ではないでしょうか。

そういう中でむしろ目立つのはあなたのうろたえのように思います。あなたはむしろお母様を支える立場の人間です。その大事な方がうろたえてそわそわしている感じに思います。あなたが動揺してどうするのですか。

冷酷に聞こえるかもしれませんが、あなたのお母様はおそらく病気を受け入れようとしている、あなたは逃げようとしている、そんな感じにお見受けいたしました。あなたが不安だというとお母様はもっと不安になると思いますが、どうでしょうか。あなたこそ”病気を受け入れて”一緒に病気と闘っていく姿勢を見せていただけたらと切に希望いたします。

もうひとつ。不安だ不安だということですが、何が不安なのかをよく分析されたほうがいいと思います。不安の分析は不安解消に役立ちます。何が不安ですか。たとえば抗がん剤や手術にかかる多額のお金が心配だとか、手術をすると痛いかもしれないのが心配だ、抗がん剤を使うと毛が抜けるのが心配だとか、私より先に死んでしまうのが心配だとか、、、
意外とあなたの心配はお母様の心配でなかったりすることもあります。逆にお母様の心配をあなたが完全に無視しているかもしれません(これには注意)。
こういったことを一つ一つ書きあげて、一つ一つ解決していくのが心配の解決につながります。

以上、毎日あなたのような方に同じ話をしている医師より。

母が乳癌になりました。