2010年7月18日日曜日

77歳、塵肺患者の父の件で相談させて下さい。先日肺に大量の水が溜まって緊急入院...

77歳、塵肺患者の父の件で相談させて下さい。先日肺に大量の水が溜まって緊急入院...

さん

77歳、塵肺患者の父の件で相談させて下さい。先日肺に大量の水が溜まって緊急入院しました。水を検査に送ったところ、肺がんか悪性中皮腫の可能性が高いといわれました。CTも撮りましたが断定はされませんでした。

胸膜を調べればはっきり分かるけどそこまでしなくてもほぼ間違いないとの所見(5段階のうちの3のAという状態らしい)です。13日からは水を薬で癒着させる治療を開始するとのことですが、肺の機能は落ちるし肺炎等の副作用もある治療を原因が確定してない状態で、又、水も確実に減ってきてる状態で開始していいものか迷っております。支離滅裂な文章で申し訳ありませんが、どなたかアドバイスをお願いします。

さん
これは、胸膜癒着術のことと思います。
一部の肺がんや悪性中皮腫は、胸膜にできると水を産生します。
胸膜は肺側(臓側胸膜)と外側(壁側胸膜)にありますが、この間に
産生された大量の水がたまり、肺が圧迫され、呼吸困難になるという
わけです。あなたの父の場合も、そのような状態で、その水の中から
癌細胞が検出されているようです。

そこで、癌を取り切れればベストなのですが、大量に貯まっていた水の
中にも癌細胞があったということから、進行していると判断されたのだと
思います。そういった時に、さしあたって呼吸困難の原因となる水の
貯留を起こさないようにするための治療が胸膜癒着術です。
炎症をおこす薬剤を臓側胸膜と壁側胸膜の間に入れて、両方の胸膜
を癒着させることで、水の貯まるスペースを無くしてしまうという方法です。

あなたの父の場合は、水が減ってきているのは抜いている(ドレナージ)
からではありませんか?もし、そうなら、水を引くことをやめれば、再度、
貯まってきます。そこで、一旦、水を引いたときに薬剤を入れて癒着させる
わけです。もし、水が多いときは、両方の胸膜は離れていて、癒着させる
ことはできません。

この治療が妥当か否かは、診断によります。もし、上記のような癌が
進行していて、根治手術が不可能なら、水の貯留を防ぐということで
行われますので、よく主治医の先生と相談してくださいね。

さん
質問者も、命に関わる重大な事態であることは分かるはずです。
それなのに、今後の治療方針(水を薬で癒着させる治療とは??)について理解が出来ていないようです。後悔しないためにも、主治医から分かるまで説明をうけましょう。
主病についても、ーらしい、と言っていますね。病状説明の書類をもらっていないのでしょうか??

77歳、塵肺患者の父の件で相談させて下さい。先日肺に大量の水が溜まって緊急入院...