2013年10月2日水曜日

「すい臓がん」は早期発見が出来ないのですか?

「すい臓がん」は早期発見が出来ないのですか?

さん

「すい臓がん」は早期発見が出来ないのですか?


さん
膵臓癌は基本的に、自覚症状が出たときには既に早期ではありません。
ですので、見つかったときに手術ができる段階なのが2割、手術までいっても、最終的に5年生存できる方は全体の4%に過ぎません。
早期発見は、胆管という管の近くに癌ができて、早期だけども黄疸の症状がでた、というようなときに限られ、通常の健康診断レベルではまず早期発見ができません。

精力的に研究されていますが、これが今の医療の限界です。

さん
癌は、
本物の癌2%(増殖し転移する)、
偽物の癌2%(増殖するが転移しない)、
癌もどき96%(癌もどきは大きくも増殖もない)

の3種類に区別できると言われています。

治療を始める前に、冷静に、本物の癌か、偽物の癌か、癌もどきなのかを見極めることが大切なのです。

私の父は、平成2年に膵臓に5㎜のがんが見つかり、大きくもなっていないです。
早期発見、早期治療が、無益なものにならないよう、どのようながんか、見極めることも大切なのだと思います。

さん
早期のすい臓がんには、特徴的な症状はありません。
なので、食欲不振?だるい?体重の減少
が重なって、病院へ行き
奇跡的に見つかることが多いのです。

「すい臓がん」は早期発見が出来ないのですか?