2015年2月18日水曜日

乳癌になったら、髪の毛がなくなるのは必至ですか?母が乳癌になってしまいまし...

乳癌になったら、髪の毛がなくなるのは必至ですか?母が乳癌になってしまいまし...

さん

乳癌になったら、髪の毛がなくなるのは必至ですか?

母が乳癌になってしまいました。
突然のことで、何をどうしたらいいのかさっぱりわかりません。
1センチくらいのしこりが一つあり、温存で手術するようです。
何より心配なのは、手術後です。
抗がん剤の投与で髪の毛が抜けてしまうとよくききますが、オシャレが大好きな母ですから、できれば髪の毛を残してあげたい。
お出かけしたり、働いたり、もとのように普通の生活をさせてあげたいのですが、難しいのでしょうか?

女手ひとつで私たち娘を育てながら、祖父の介護まで頑張ってきた母です。
今まで楽をした事などない人なので、せめて老後は好きな事をして、楽しくのんびり過ごしてほしいと、まさにその計画を立てはじめた矢先の発病で、家族みんな落ち込んでしまっています。
この先覚悟していたほうが良いこと、アドバイスなど、なんでも構いませんのでお願いいたします。

さん
質問者様のお母様が乳癌と診断されたことは、大変お気の毒です。

ただ、1cmの腫瘤が1つで、温存手術を受けられるということで、早期発見できたケースであるとお見受けしました。

「乳癌になったら、髪の毛がなくなるのは必至ですか?」とのご質問に端的に回答するとすれば

答えは『No』です。

乳癌の治療には、手術療法(乳房温存療法、乳房切除術)、放射線療法、化学療法、その他ホルモン療法などがあります。脱毛が問題になるのは、主に化学療法によるものだと思います。

乳癌の化学療法にはCMF(シクロホスファミド、メトトレキサート、フルオロウラシル)療法をはじめ様々な投与パターンがあります。化学療法の副作用として、白血球減少、血小板減少、悪心?嘔吐、下痢、脱毛などがあります。脱毛は副作用の一つです。抗癌剤には細胞分裂を抑制する働きがあるので、細胞分裂が盛んな毛母細胞に大きな影響が出やすいためです。細胞分裂が盛んな骨髄(白血球減少など)、消化管(嘔吐、下痢など)に影響が出やすいのも同様の理由によります。
脱毛は、抗癌剤投与から数週間で発生しますが、投与を終えれば3-6か月後には再び生えてきます。また、抗癌剤によって脱毛がおきやすいもの、おきにくいものがあります。

このあたりの詳細は
●国立がんセンターがん対策情報センター のウェブサイトで閲覧できるので、よければご覧になってください。

http://ganjoho.ncc.go.jp/public/dia_tre/attention/chemotherapy/fuku...


乳癌の一般的な治療法に話を移します。
腫瘍径が4cm以下で、広範な乳管内進展、石灰化がなく、明らかな多発癌で場合は、乳房温存療法となります。また、腫瘍径が4cm以上(5cm以下?)だが乳房の温存を希望する場合で、neoadjuvant化学療法(術前投与)で腫瘍の縮小が見られた症例も、乳房温存療法の適応となります。乳房温存療法は、乳房円状部分切除術や乳房扇状部分切除術(乳房区域切除術)などの乳房温存術と、術後の放射線療法からなるものです。画像診断やセンチネルリンパ節生検によって癌転移の可能性が高い場合は、リンパ節郭清も併せて行われます。術後に放射線療法と化学療法を行えば良好な予後が得られることが多いため、昨今ではこの乳房温存療法が増えてきています。

確かに、副作用による脱毛を回避するため、化学療法を拒否する権利はあります。ですが、手術療法や放射線療法などの局所療法に加え、化学療法やホルモン療法などの全身療法を組み合わせた集学的治療を行うのが予後が最も良好なgold standard標準治療だと思います。

乳癌と言っても、その分類は多種多様で、治療はケースバイケースです。ですからどのような治療計画になるかはわかりませんが、質問者様のようなご不安がありましたら、医師に直接ご相談した方がよろしいと思います。もし医師の提案した治療方針に不満や疑問が残りましたら、セカンドオピニオンを求めるのも一つの手です。

あまり無責任なことは言えませんが、質問者様が記載されていることからしますと、概ね良好な予後が期待できそうな気がします。今や、乳癌は早期発見で治り得る病ですし、実際にそのような方もたくさんいらっしゃいますよね(芸能人で有名な方がいますね)。お母様もご家族の不安な顔を見るより楽観的な顔を見る方が安心すると思いますし、あまり落ち込まず、前向きな態度を取りつづけていきましょう。

余談ですが、インターネット上には間違った(あるいは故意に偽った情報を記載した)ウェブサイトが無数にあふれています。病を患って藁をもつかむ思いの患者を相手に、科学的根拠に欠く治療法をすすめたり、得体の知れない健康食品を販売したり、汚い手を使って金儲け“がん商法”を企む輩がいるのでご注意を。頼るべきは、科学的根拠です。正しい病識を身につけましょう。

さん
chironganjaraさんのお母様の場合どうなるかはわかりませんが…

私の叔母は今年の2月に乳癌発見、そして3月に手術をしました。
転移の心配はほぼないそうです。が、完全に再発を防止するために、半年間、抗癌剤治療を受けることになりました。
今は髪はほとんど生えていません。ですが、治療を終えて抗癌剤を打たなくなれば、また生えてくるそうです。


現状や、今後の治療方法によって異なると思うので、頻繁にお医者さんと話し合うのがいいと思います。

さん
乳がんで手術をした人を知っています、手術の後リンパ節に転移が見られるといわれ、抗癌剤を使用して副作用で髪の毛が抜けおちました、抗癌剤を使用しなければいいのです、抗癌剤は癌には何の効果もないのは厚生省の役人も常識と言っています。お母さんは体温が低くて乳がんになったのではないですか、体温を上げれば解決するはずです、知っている乳がんの人も体温を上げる装置に寝て体温を上げてリンパ節に転移した癌に効果があったようです、抗癌剤は二度と使わないと言っています。抗癌剤は身体に対して、毒だそうです、注意してください、

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