2015年2月7日土曜日

健診項目の重要性について

健診項目の重要性について

さん

健診項目の重要性について

超?経費削減を命じられている医療従事者です。

職場の職員健診の項目の見直しをしています。


胃のレントゲン(バリウム飲む)を前年度まで全員
やっていました。

知り合いのドクターによると、この検査は胃がん初期を見つけることは
かなり熟練された読影医師でも難しいことがある とのことでした。

4000円するし、バリウムを飲むという受診者の負担も大きいため、
止め様かどうか悩んでいます。

代わりに、採血で腫瘍マーカー(胃)を入れようかと思っています。

この腫瘍マーカーの検査は、初期胃がんの発見率(?)はどの程度の
ものなのでしょうか。
胃レントゲンの代わりになりえるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

さん
ペプシノゲンは腫瘍マーカーではありません。
また腫瘍マーカーはがんの早期発見にはつながらりません。
胃のレントゲン検査の代わりにもなりません。
あくまで検診ですからあなたの職場の経営者が職員の命をどう考えるかにかかっていると思います。
どーでもえーわと考えているなら検診なんか適当に安い項目のみやればいいんだし
人材こそ経営基盤と思っているのなら胃のバリウム検査ぐらい安いもんです。
ただ、胃癌の発症年齢を無視した形での全員の検診は無駄かもしれません。
たとえば40以上とか、ある程度の制限を付けて経費の削減を狙うほうがいいかも知れません。

さん
胃癌ならCEAが無難です。

あとの項目は予算の関係がありますから、地元の検査会社(BML、三菱科学メディエンスなど)の担当者を呼んで、費用などを聞くのが一番堅実です。各社で大した金額差はありませんから、検査会社に見積りさせて、予算に合う複数プランを設計すれば業務完了出来ますよ。
◆腫瘍マーカー

http://mwkp.fresheye.com/mb/m.php/%E8%85%AB%E7%98%8D%E3%83%9E%E3%83...

さん
職場の職員健診
とのことですので、市町村が行う胃がん検診とは考え方が異なります。
目的が違うのです。癌以外の疾患を検出することも有意義です。
自分の(会社の)考え方を整理することから始めないと的外れな質問と回答でプランが左右されることになってしまいます。

健診項目の重要性について