2015年2月26日木曜日

父が腎盂がんと診断されました。そしてCTの画像を見せていただき、リンパ節、肋骨...

父が腎盂がんと診断されました。そしてCTの画像を見せていただき、リンパ節、肋骨...

さん

父が腎盂がんと診断されました。そしてCTの画像を見せていただき、リンパ節、肋骨などにも転移しているとも言われました。ここまでは父と主治医の3人での話ですぐにでも抗がん剤治療を始めることになりました。

後日主治医より電話があり、本人には話せないがステージⅣの末期がんであること、5年後の生存率0パーセントであること、かなり厳しい状態であること、私の兄弟にも1度病状を話しておきたいから呼び寄せてくれないか、という事を伝えられました。
もともと10年前から膀胱がんを患ったり、腎臓がんの疑いで右の腎臓を取ったりと、病院漬けで、ずっと用心していたのですがこんなことになってしまいました。
今回も9月にCTの検査をする予定になっていたのですが、8月の盆過ぎに腰が痛いと言い出し、整形外科に行ったらすぐ主治医のところへ行けと紹介状を持たされて即入院となりました。5月時点の画像では問題なく、恐ろしく進行が早いと言われました。
はっきり言って頭が真っ白になって食欲もなく、仕事も手につきません。父はまだ65歳で、6年前に母もがんで亡くなってます。
父もずっとがんの恐怖におびえてきたのでネットなどで色々調べているようです。恐らく自分の病状も分かっているのではないかと思います。
さて質問ですが、このことをはっきり父に伝えるべきなのか?父の兄弟にはもちろん伝えるつもりですが、88歳の私の祖母に伝えるべきなのか?もう絶対に治らないのか?保険適用外の先端医療は本当に効果あるのか?どうかよいご意見をいただけませんでしょうか。

さん
癌病棟で働いていた者です。お父様の様な状況の方達もたくさんみてきました。
医師がまず貴方へ伝えたのは患者さんには聞かない権利があり、特に本人への癌の告知は医師のみでは判断しかねるからだと思います。
今まで治療を頑張ってこられたお父様の事を考えると私もとても胸が痛みます。
治療について詳しくお話しさせて頂きます。
お父様の様な片側の腎臓のみという方は、ある程度まで腎臓の機能は回復しますが、やはり両腎の場合と比べると機能低下は否めません。腎臓の機能が低下した状況で抗癌剤をすると副作用が強くでる場合が多いので、通常はその方の腎機能に合わせた抗癌剤の量に減量して投与します。ただ個人差はありますが、出現する副作用は変わりませんし、辛い治療ではあります。また腎臓の機能が極端に低下すれば抗癌剤は難しくなります。
免疫療法はインターフェロンという薬がありますが、癌細胞の種類によります。それ以外の巷のクリニックで行っている免疫療法はいわゆる体の免疫を高めて癌をたたくというもので、効果は何とも言えません。
温熱療法に関してはたしか九州大学で行っていると聞いたことがあります。
お父様のご兄弟と今後について話し合われてはいかがでしょうか。ご兄弟はご本人に言いたがらないかもしれません。ただ私個人の意見として聞いていただけるなら、私はお父様はご自分で調べられている以上、ある程度悟っていらっしゃるのではないかと思います。自分で調べ、様々なケースを知っている患者さんはたくさんいらっしゃいます。後は納得いくまで主治医、ご家族とよく話し合われてご決断ください。私は本人はもちろんですが、一番辛いのは残されるご家族だと思っています。貴方の意思も大切にするべきだと思います。辛いとは思いますが、貴方の後悔のないようされるのが私はよいと感じます。

さん
泌尿器科で看護師やってます。
あとは化学療法?放射線治療くらいでしょうか。
根治は難しいでしょう。
主治医は間違っていないと思います。
ここまで来たら、辛い治療よりも緩和ケアのことも考えてみたらいいのではないでしょうか?
色々治療することで、残された時間をさらに短くすることも考えられます。
保険適用外の治療や治験などに期待を寄せているようですが、
辛いことを増やすだけだと思います。
厳しい言い方ですが、奇跡というものは簡単には起こりません。
それよりあなたがしっかり現実を見て、今後お父さんにとて何が一番よいか
お父さんと一緒に考えてあげ、支えになってあげることが何よりも大事ではないでしょうか。

厳しいこと言ってすいません。

さん
膀胱癌、腎臓癌、そして(おそらく反対の左腎の)腎盂癌と、泌尿器系の
悪性腫瘍が立て続けですね。しかも今回は骨、リンパ節転移がすでに存在
するとのことですね。でも、この転移が今回の腎盂癌からのものかどうか
にはちょっと疑問があります。両側の腎臓が機能しなくなる確率が極めて
高いと思われますが、人工透析の話はでているのでしょうか?

もし、人工透析を行うことになっているのであれば、現在の担癌部位を
しっかり把握してすべての病変にピンポイント放射線治療(IMRT)と樹状
細胞による特異的免疫治療の併用の可能性があるかもしれません。

さん
ステージⅣの末期がんであり、5年後の生存率の話というのは、もしかしたら可能性があるのではないでしょうか?年齢もまだ若いですから、主治医と良く話してください。納得いかなければ???????????を実行してください。その際は十分に経験のある医者を、迅速に、近場で探し、即実行ですよ。ゆっくりしている暇は無いと思ってください。
本人に話すかどうかは、皆さん家族で決めることをおすすめいたします。どうあろうと、責任はすべて肉親が負うのですから。医師はいろいろ言います。でも、医師の立場と身内は全く違います。最終的には家族です。医師は、告知を勧めるでしょうが、それとてもやりやすさや、その後の責任逃れだと思って良いと思います。もちろん、病気と真剣に闘うには患者の意志が強い方が良いですから、受け入れた上で、戦うならばそれが一番です。でも人それぞれ、家族もいろいろです。みんなで全責任を負う覚悟で、話し合って決めて良いと思いますよ。おばあちゃんには、どうでしょうか????かわいそうな気もします。

私の父は83歳、8月の末に末期癌で死にました。正確な検査結果の報告を受けてからたったの5日間でした。いろいろな治療の検討をする間もありませんでした。でも、もうろうとした意識の中で本人にも伝えました。いろいろ、そしてとても悩んで、家族全員で話して話して、決めました。良かったか、悪かったか、未だに分かりません。後悔もたくさんあります。まだまだずっと引きずるものとおもっております。だから、責任は家族にあるんですから???家族で、それこそ寝ずに話し合ってください。皆さんの気持ちの中に、納得の気持ちが出来ることが、その後の皆さんに有意義になると思います。

さん
絶対に治らない、というのはないと思います。福岡に細井睦敬名誉医学博士がいます。皮膚科開業医の医師ですが、HPで分かるとおり、癌研究と治療のプロです。モットーは「治らない病気を治すのが医者だ」という頼もしい先生です。これまでの経緯を先生にお伝え下さい。きっと細井先生なら最善を尽くしていただけます。なぜなら、多くの末期患者をこれまで社会復帰しているのを確認している方だからです。病院治療という西洋医療では不可能が、細井先生の認識では必ずしも不可能なレベルではないと
いいます。検索「細井皮膚科」

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