2015年2月27日金曜日

乳がんの骨盤転移について

乳がんの骨盤転移について

さん

乳がんの骨盤転移について

56歳の母が、約1年前にステージ2の乳がんを切除しました。その際には骨や内臓や肺への転移はなく、1年間、抗がん剤とホルモン薬と放射線での治療をしておりました。しかし先日、1年検診で骨シンチでグレーと言われ、その後MRIでも断定できないとのことで、今度PETを受けることになりました。もし転移だったとしてもごく薄く小さい、とのことだったようなのですが、実際もし骨盤に転移していた場合、生存率などはどのような状況なのでしょうか??
ひとまず検査を受けてからじゃないとわからないのですが、二人暮らしなので、とても不安でなりません。

さん
ステージごとの生存率というのが出てはいますが、
あんまりアテにならないと思っておいた方がいいです。
10年生存率とか、5年生存率などありますが、
データが10年前や5年前から取り始めたものなので、
医学の進歩に伴い生存率も変わっています。
特に乳がんは進歩著しいとも言えるので、骨転移でても
全治することもあります。

乳がんだけ、または骨転移まででは死ぬことはありません。
もし骨転移してとしても、それ以上に広げないことが肝心です。
今は骨転移に効く良いお薬がたくさんありますし、適切な治療を
していれば普通に生活できます。

今はとにかく検査結果を待って、もし骨転移だとしたらどうすればいいのか、
主治医に相談をする、治療法を色々調べる、などの準備をすれば
良いと思います。
また、骨が弱っているので重いものを持たない等の注意が必要です。

お二人暮らしということで、不安もあると思いますが、
あまり悲観しすぎないで下さいね。
よく笑うのががんにとっては有効治療になります。
なるべく笑って過ごすことが大事です。
お大事に!

乳がんの骨盤転移について